米米CLUB元メンバー死去　石井竜也「眉間に皺なんて見たことないくらい、いつもニコニコ…」

米米CLUBの元メンバー、ジュリアーノ勝又（本名）さんが亡くなったことを、メンバーのカールスモーキー石井こと石井竜也が公式X（旧ツイッター）で、29日までに報告した。

石井は「勝又隆一さんの訃報が入りました」と報告。「ジュリアーノ勝又として米米CLUBの頃から一緒にやってきて、97年に米米を解散してからも、初期の頃を支えてくれたアレンジャーで、もう一度、勝又さん一緒に仕事をしたい！　と、ずっと願っていました」と悔やんだ。

勝又さんについて「眉間に皺なんて見たことないくらい、いつもニコニコされている方で、米米ではくだらないことを馬鹿笑いしてくれてましたが、石井ソロになって一緒にやってくれた『アンモナイト』という番組では、シティポップのアレンジ力を隣で感じて、その凄さに鳥肌が立ったのを覚えています。勝又さんが紡ぐ音楽には、その温かい人柄が表れてました」としのび「僕らは、彼の分も心に刻んで、これからやっていきます。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。

ファンからは「闘病されていたことは存じておりましたが…今はとてもとてもとても哀しいです」「勝又さん、、、米米後期客席から楽しませていただきました。本当悲しいです。ご冥福を申し上げます」「そんな……米米後期を支えてくれた勝又さん。ソロ初期も一緒に活動してくれましたよね。米米メンバーと同年齢くらいでしたかね…本当に残念です…」といった悲しみの声が寄せられた。

勝又さんは全身の筋力が急速に衰える難病の「筋萎縮性側索硬化症（ALS）」を患い闘病していた。

フェイスブックでの最後の投稿となった昨年11月25日には、音楽イベントに出演したことを報告し「中学生や高校生の管弦楽部の演奏も感動しました〜　今夜は超昔の頃の夢が見れそうですねぇ〜ブハハハハ〜　超難病で大変な時期ですが楽しい音楽の時間　ありがたや〜」と思いをつづっていた。

また9月には自身のインスタグラムで「ALSという超難病も進んでしまい介護施設入ってもう3ヶ月半　ですが毎日なんとか明るめに生活できております　癒されるのはまず音楽を聴く　スポーツTV　そしてな、な、なんと毎晩酒飲める!!　な感じで〜す」と近況をつづっていた。