■『第75回NHK紅白歌合戦』リハーサル1日目(28日、東京・渋谷 NHKホール)
沖縄出身のバンド・HYがリハーサルに登場し、報道陣の取材に応じた。
【一覧】『第75回NHK紅白歌合戦』出場者&曲順 これまでの出場回数も 今年は、有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉、鈴木奈穂子アナウンサーが司会を務める。朝ドラの前期後期主人公が司会としてそろい踏みとなるのは、紅白史上初。有吉が紅白歌合戦で司会を務めるのは、去年に引き続き2回目となる。昨年は紅組が優勝し、紅組34勝、白組40勝となっている。
5周年を迎え、その年のラストを飾る晴れ舞台に、新里英之は「ミュージシャンとして手を挙げて出れるわけでもないしたくさんのみなさんに選んでもらってファンのみなさんにも恩返しできる。地元の人たちも応援してくれてる」と喜びを爆発。出身のうるま市の市役所にも横断幕がでているそうで「沖縄の誇りだと、背中を押されてここにきました」と胸を張った。
12年ぶり、3度目の出場となる今回、ドラマ・映画化された名曲「366日」を歌唱する。ボーカルの仲宗根泉は「聴いてくださった方々には恋愛の曲のイメージが強いのかなと思うし、私たちも歌が出た時はそのつもりで歌っていましたが、16年の間にみなさんも私たちも生活が変わったり、3・11で震災があってそこから被災地で歌う機会もあった」と回想。
「その時に被災地の方々に前で恋愛をどう歌えばいいんだろうと考えるところがあり、この曲ってよくよく考えると、二度と会えない人を思っての歌うこともできるな、と。自分として恋愛として届けるというより、いろいろな人たち、いろんな愛、友情、亡くなった方々、いろんな愛を歌えばいいのかな。と。なので紅白も恋愛している人だけでなく魂に届けるような歌い方ができればいいと思います」と印象の変化を語った。
26周年全国ツアーのまっただなか。名嘉俊は「1月からは映画も公開されますし、だいすきなファンのみなさんやスタッフ、家族と駆け抜けていきたいです」と新年への意気込みを語り、今年の漢字として「祝」を挙げた許田信介は「25周年を走り出してドラマ、映画。紅白も決まったので“祝”がふさわしいのではないか」と掲げていた。