【紅白】星野源、「ばらばら」を弾き語りで熱唱　一部歌詞の変更にSNS上で反応

■『第75回NHK紅白歌合戦』（31日、東京・渋谷 NHKホール）

　今回、10度目の出場となった星野源は「ばらばら」をスタジオ中継で熱唱した。

【動画】沁みる…弾き語りで熱唱した星野源のパフォーマンスをチラ見せ！

歌唱前には同楽曲へのメッセージが届けられると、「ありがとうございます。うれしいです」と感謝を述べた。スタジオではギターを手に一人、持ち前の優しい歌声で楽曲を届けた。また歌詞では「本物はあなた　わたしは偽物」というところを「本物はあなた　わたしも本物」と変更して歌い上げた。曲の最後は「皆さん、良いお年を」との言葉とともに締めくくた。

　歌詞の変更をめぐってはSNS上で「メッセージ伝わってきました」「歌詞変更良きですね」「しびれました」「変更された歌詞に託されただろう思いをしっかり受け止めたい」との声が上がった。

　NHKは曲目発表後、星野源の披露楽曲を「地獄でなぜ悪い」から「ばらばら」に変更すると発表。「地獄でなぜ悪い」は2013年に公開された同タイトル映画の主題歌で、監督の性加害が取りざたされたことから、さまざまな声が上がっていた。　30日に制作統括の大塚信広チーフプロデューサーは「反響があったので、受け止め、星野源さんサイドと協議したうえで総合的に判断して」の変更だと改めて説明。「ばらばら」でのパフォーマンスについては「自信もってお届けできると思います」と話していた。

　今年は、有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉、鈴木奈穂子アナウンサーが司会を務める。朝ドラの前期後期主人公が司会としてそろい踏みとなるのは、紅白史上初。有吉が紅白歌合戦で司会を務めるのは、去年に引き続き2回目となる。昨年は紅組が優勝し、紅組34勝、白組40勝となっている。