フジテレビ、中居正広トラブルに関する証言 “女性の意思”と“港社長の指示” 「どうしたらよかったんだろう…」

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2025年01月23日 09:05  ORICON NEWS

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関西テレビ定例会見に出席した関西テレビ・大多亮社長(C)ORICON NewS inc.
 大阪の関西テレビ(カンテレ)は22日午後、大多亮社長の定例会見を実施。中居正広とフジテレビをめぐる一連の問題について説明した。中居が女性とトラブルがあったとされる時点で、大多氏はフジテレビ専務取締役だった。

【写真】頭を抱える姿も…中居正広問題で謝罪したカンテレ・大多亮社長

 会見には、関西放送記者会加盟社だけに限らず、ウェブメディアを含む27社が参加。視聴率実績などの定例報告を冒頭行ったのをのぞき、ほぼ全て、この問題に関する質疑応答となり、2時間超に及んだ。

 大多氏は「基本的にはこの件に関しましては、関西テレビは一切関係しておりません」とした上で、同局の視聴者・取引関係者、社員やスタッフに対して謝罪。カンテレ社長として「フジテレビの方にきちっとしたこの件の調査を求めてまいりたい」と伝えた。

 大多氏は当時について「事案が起きてから、ほどなくして報告があがった」と明らかにし、「非常に重い案件だ」「ある種の衝撃を受けた」などと表現。「これはこの女性のケア、プライバシー、人権、心身のケアというのを本当にしっかりとやらなければいけないと強く思ったのを覚えています」と吐露。「すごく限られた状況の中で、私はその情報を得た」という中で、フジテレビの港浩一社長に「上げた」と説明した。

 大多氏自身は女性に直接聞き取りを行っていないとし、会見の中で、個別・具体の言及はなかった。一方、女性の意思として「(事案を)公にはできるだけせず、仕事を続けていきたい」と共有されていたという。当時の港社長の言動について聞かれると、大多氏は「港社長がどう思うのか、述べていいのか、わかりませんけども…」と沈黙し、「ものすごい苦渋の顔をされていた」と証言。その指示は「彼女の心と健康を最優先にしなさい」だったとした。

 一貫して女性を守るために動いたとした大多氏。現在、大阪に身を置く立場となり「どうしたらよかったんだろう…、自分自身」とうつむいた。

■フジテレビ・中居正広をめぐる騒動
 昨年末に一部週刊誌が、中居と女性との間に2023年6月ごろトラブルがあり、高額な示談金で解決していたと報じた。今年に入り、1月9日、中居は声明を発表。トラブルがあったこと、示談が成立・解決していることは事実と説明した。

 フジテレビの社員の関与があったとも報じられている。フジテレビ港社長は17日の会見で騒動を謝罪するとともに、この問題に関して、第三者の弁護士を中心にした調査委員会を設置する意向を示した。

 また、大多氏は、昨年6月にカンテレ社長に就任するまで、フジテレビ専務取締役を務めており、渦中の人物として名前が挙げられている。

 騒動は収まりを見せず、フジテレビのCMが相次いで差し替えとなっている。中居がレギュラー番組は、次々と終了の対応がとられている。

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  • 「レイプ犯と知ってて出演させた」のが問題なの?「女奴隷を斡旋した」のでは?フジテレビ社員の関与、の話はしないのかな。
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