「イカゲーム」シーズン2への出演で知られたイ・ジュシルが死去した。81歳だった。
1993年にはステージ3の乳がんと宣告されたものの、10年の闘病生活の後に克服、しかし3か月前に体調を崩したことから受けた検査で胃がんと診断され、1月27日に息を引き取ったことを所属事務所が明らかにした。
50年以上にわたり、舞台や映画、テレビなどで活躍したイは、1965年に舞台女優としてデビュー。1970年代から1980年代にかけて韓国の演劇界でその名は知れ渡り、「セールスマンの死」や「マクベス」といった名作にも出演、その演技は高い評価を得た。
最近では、昨年12月26日に公開されたドラマ「イカゲーム」のシーズン2で、ファン・ジュノ刑事の母親役を演じていた。
イは乳がんの治療中に大学の学位を取得、さらに2010年には公衆衛生学の博士号を取得していた。
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