ダニー・ボイル監督が描く、人間を凶暴化させるウイルスが蔓延した世界 『28年後...』公開決定

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2025年02月28日 07:00  ORICON NEWS

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映画『28年後...』6月20日に日米同時公開決定
 『トレインスポッティング』(1996年)やアカデミー賞監督賞を受賞した『スラムドッグ$ミリオネア』(2008年)などのダニー・ボイル監督と、アカデミー賞ノミネート歴のある脚本家アレックス・ガーランドが十数年ぶりに再タッグを組んだ映画『28年後...』が、6月20日に日米同時公開される。超自然的な生き返った死体<ゾンビ>ではなく、ウイルスに感染して凶暴化した<生きる人間>たちの物語。日本版特報と場面写真が解禁となった。

【動画】映画『28年後...』特報

 ダニー・ボイルとアレックス・ガーランドは、かつて低予算SFホラー映画『28日後...』(2002年)を製作。人間を凶暴化させるウイルスが蔓延し、感染者が人々を襲ったために壊滅状態になったロンドンを舞台に、生き残った人々のサバイバルを通して、パンデミックの恐怖を描いた。

 本作は、人間を凶暴化させるウイルスが蔓延した世界的パンデミックから28年後の世界を描くサバイバル・スリラー。1万288日前。人間を一瞬で凶暴化させるウイルスがロンドンで流出し、未曾有のパンデミックにより、文明は崩壊。<感染者>は人間性を無くし、人間ではないものに変わり果てた28年後の恐ろしい世界で、感染を逃れたわずかな<人間たち>の命がけのサバイバルを、徹底したリアリティと緊張感・臨場感を追求して映画化する。

 解禁された場面写真は3点。感染を逃れた人間たち(アーロン・テイラー=ジョンソン、アルフィー・ウィリアムズ)が武器を片手に、何かから必死で逃げ惑う様子をとらえた写真。山詰みにされた人間の頭蓋骨を前に、顔も体も汚れまみれの男性(レイフ・ファインズ)の姿。さらに、あばら骨が浮き出るほど痩(や)せこけた感染者(とみられる)の衝撃写真。本作『28年後...』で描かれる世界は、世界的パンデミックを経験したわれわれ人類に向けられた“黙示録”なのか?それとも――。

 出演は、『クレイヴン・ザ・ハンター』でマーベル史上最もバイオレンスなヴィランを演じたアーロン・テイラー=ジョンソン、『ザ・メニュー』、「ハリー・ポッター」シリーズの実力派俳優レイフ・ファインズ、『最後の決闘裁判』のジョディ・カマーといったキャストが顔をそろえる。

 ダニー・ボイルとアレックス・ガーランドは、本作のプロデューサーとしても名を連ねている。『28日後...』で主役を演じ、『オッペンハイマー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したキリアン・マーフィーがエグゼクティブ・プロデューサーとして本作に参加している。


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  • このシリーズが1番終末に近かったな。ウィルスで死滅して誰もいない世界。AIだけが話しかけて来たな。
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