羽鳥慎一アナ、みのもんたさん訃報に「見習うべき人がどんどん…」　銀座での「サシ飲み」も回顧

フリーアナウンサー羽鳥慎一（53）は3日、MCを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月〜金曜午前8時）に出演し、1日未明に80歳で亡くなったキャスターみのもんた（本名・御法川法男＝みのりかわ・のりお）さんとの思い出を振り返り「見習うべき人がどんどん、いなくなってしまうなあという思いです」と、しのんだ。

この日、番組では、みのさんのありし日の様子をさまざまな映像で伝えた。「本当に明るい、元気なおじさんだったなあという思いしかない」と述べた羽鳥は、お酒が好きだったみのさんとの銀座での「サシ飲み」の思い出も回顧。「1回、銀座に2人で。連れて行ってくれて。1軒で10分、10分で3、4軒」と、さまざまな店をはしごしたと明かし「こんな飲み方で楽しいんですか？と聞いたら、おれが楽しいんじゃなくて、来てくれた店の方が楽しいんだと」とみのさんの「哲学」を紹介。「いやあ〜、すごい。サービス精神のかたまり」と口にした。

月曜コメンテーターの俳優石原良純（63）が「（みのさんの自宅がある地域は）ぼくと同じ所で、夜は車で1時間くらいかかるが、（飲んだ後）必ず1回帰るの」と述べると、羽鳥も「絶対（自宅に）帰る。次の日『朝ズバッ！』があるのに。奥さんがいるから」と断言。「都内に泊まればいいんじゃないですか？と言ったら『帰る』と」とも、口にした。

番組では、同じ立教大学出身のフリーアナウンサー徳光和夫（83）とみのさんが、同局系「徹子の部屋」に出演した際の映像も放送。この時は、羽鳥も出演していたが、みのさんは「いろんなアナウンサーを知っていますが、（羽鳥は）ベスト3に入りますね。ベストワンは徳光先輩が来ますから」と述べ、「ベスト2がものすごく気になります」と緊張した面持ちの羽鳥に、みのさんが「おれだよ」と、どや顔で言い放つ映像も放送した。

羽鳥は昨年12月、親交があったフリーアナウンサー小倉智昭さんの訃報も、番組で伝えている。羽鳥は「なんかもう、見習うべき人がどんどんいなくなっていってしまうなあと。ちょっと…そういう思いです」とうつむいた後、「みのさん、お疲れさまでした。そして本当にどうもありがとうございました」と、カメラに向かって感謝の言葉を口にした。