三遊亭小圓右さんが死去 落語家の三遊亭小圓右さんが、3月28日に心不全のため亡くなっていたことが分かった。享年74。落語芸術協会が14日、公式サイトで発表した。
同サイトでは「【訃報】三遊亭小圓右師匠」と題し、「令和7年3月28日(金) 当協会会友 真打 三遊亭小圓右(本名:阿世知義昭 あせちよしあき)が、心不全のため逝去いたしました。享年74」と報告。「葬儀は近親者にて執り行われました」と伝えた。
また、「クルーズ船に乗るのが趣味で、日本の主要客船にはすべて乗船するという落語会きってのクルーズ船通でした」と振り返り、「持病により高座復帰は難しいということで、当協会の「会友」として在籍しておりました。謹んでご冥福をお祈りいたします」と伝えた。
■三遊亭小圓さん略歴
昭和25年(1950年)7月31日生まれ(出身地 東京都小平市)
昭和44年(1969年)三遊亭圓右に入門「三遊亭右らん」
昭和48年(1973年)同名のまま二ツ目昇進
昭和59年(1984年)二代目「小圓右」を襲名 真打昇進