Netflix映画『新幹線大爆破』4月23日世界独占配信 動画配信サービス「Netflix」で4月23日より世界独占配信される草なぎ剛主演、Netflix映画『新幹線大爆破』の主な登場人物たちの相関図が公開された。
【動画】Netflix映画『新幹線大爆破』本予告映像 1975年に公開された同名タイトルの映画を原作に、現代が舞台のストーリーに再構築リブート。爆弾が仕掛けられたはやぶさ60号で最悪の事態を回避すべく奮闘する車掌・高市(草なぎ)を主人公に、原作を大幅アレンジ。JR東日本の特別協力により実際の新幹線車両や施設を使用した撮影も行った。
主人公となる車掌・高市を演じるのは、樋口監督との本格的なタッグは『日本沈没』以来となる草なぎ。常に草なぎの活躍に注目をしていた樋口だったが、ここ数年の目覚ましい評価の高まりをみている中で「ぜひまた一緒に新作!をとの思いがメラメラと芽生え」、再タッグに至ったのだという。
草なぎと共に新幹線に乗り合わせたもう一人の車掌・藤井は、「高市に厳しく指導されながらも愛される後輩キャラ」というイメージで選ばれた細田佳央太が熱演。運転士の松本を演じるのは、のん。彼女の監督としての現場を見た樋口が、「俳優の時にはみせないような監督としての強く厳しく凛々しい一面」に役どころを重ね合わせオファーをしたそうだ。
爆弾の恐怖におびえる乗客たちも個性派揃い。起業家YouTuber・等々力には、「トリックスターでありながらもどこかつかみどころのない」様子を上手く出せるのではと要潤を起用。衆議院議員・加賀美を演じる尾野真千子には、「いい意味でのびのびと暴れてほしい」とお願いしたという。
そして、事件に巻き込まれた新幹線を、指令所のリーターという立場から救出しようとする笠置役で斎藤工が出演。「優秀で若くして重責を担う立場に置かれた笠置の、責任感と同時に若さゆえの危うさを兼ね備えた」という難しい役どころを、監督が全幅の信頼を置く斎藤が演じきった。
予告映像を見た鉄道ファンの間では既に大きな話題を呼んでいるが、本作に説得力を持たせた最大の要因ともいえるのが、JR東日本特別協力。本プロジェクトの「エンタメで東日本を盛り上げたい」という熱い気持ちに共鳴し、1975年の原作では成しえなかった、協力が得らることとなった。これにより、実際の駅舎での撮影や、運行しているはやぶさを貸切っての撮影など、異例ずくしともいえるロケーションが可能になり、作品のリアリティは最大限に引き上げられた。
公開当時から原作の大ファンであったという樋口真嗣がリブートを手がける際に注目したのは、「警察は犯人を捕らえられるが、新幹線で起きること自体を解決できるのは鉄道人だけ」だということ。さらに、「事件解決に向けての方策、アイディアが次々に繰り出されるような展開」にすることで、作品はさらにノンストップ感を増すことになった。そして本作では「パニックになる乗客」にもスポットを当て、事件に巻き込まれた人々の目線で作品を体感できる。