「猫のふん尿被害」植えたばかりの花が猫のオシッコでぐったり…ボランティア「猫の苦情をいう人の気持ちが分かった」

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2025年04月21日 07:40  まいどなニュース

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犯にゃんは、この子?(「なりりん」さん提供、Instagramよりキャプチャ撮影)

「猫のふん尿被害!
あ〜〜〜!
朝ベランダを見たら植えたばかりの花が掘り返されて猫のオシッコで花はぐったりしてました。
綺麗にお掃除して水を流したベランダに土は散らかりふん尿が。(怒)
気に入って買った花でした。
植えたばかりでこれから綺麗に咲くのを楽しみにしていたのです。
私は猫の活動をしてますし猫の習性も理解してますが、それでも忙しい朝にこれを見たらガックリしてしまいます。
これ、猫嫌いな人ならどうなるのだろう。」

【写真】植えたばかりの花が掘り返され、猫の尿でぐったり…

猫のふん尿被害があったことを、Instagramに報告した猫のTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す)活動をしている「なりりん」さん(@wakatosora.yasuoka.h)。投稿などによると、ベランダの植木鉢に植えたばかりの花が掘り返されて、気に入って買った花が猫の尿でぐったり…その後枯れてしまったとのこと。さらにきれいに掃除をして水を流したベランダは土が散乱し、ふん尿だらけになっていたといいます。

「忙しい朝にこれを見たらがっくりきました。気持ち良く窓を開けたら花はぐったりして土は散乱していて少し放心状態になりました。猫好きな私は怒りよりガッカリといった感じになりましたね。犯人はミーちゃんかクロちゃんたちのよう。100均の猫避けを置いてみたのですが、隙間があったのでまた掘られてしまいました。片付けながらこれ猫嫌いな人だったらどうなるだろう?と考えたんです。怒り心頭になるのではと…」

今回猫のふん尿被害に遭い、猫の苦情を言う人の気持ちを考えたという「なりりん」さん。あらためて普段のTNR活動に活かしていきたいといいます。

「私はいつもTNR現場では猫嫌いの人の立場になってお話しを聞いたり同調したりして猫と地域の方の調和が保てるような話をしてます。思いをしっかり聞いてあげて対策を考えます。猫を好きになってもらわなくてもいいけれど、これ以上嫌いになって欲しくないのでですね。自分がふん尿被害に遭ってあらためて、猫嫌いの方の気持ちを考えました。猫の苦情の1番は、ふん尿被害だと思っています」

猫のふん尿対策、効果的なものは?

さらに猫のふん尿対策についてもInstagramで尋ねたところ、さまざまなコメントが寄せられました。

「対策が大切だと思い、効果的な対策がないかどうか呼び掛けてみました。猫によるので一概に言えませんが…また猫の害がありそうな物は使いたくないため、コメントなど見ている中では大きめの石を置いたり、コーヒーかすをまいたり、このほか柑橘系やハーブの匂いをまくなど効果がありそうだと思います」

そして今後TNR現場などで猫のふん尿被害などクレームがきた場合、どのように対応していきたいのか? 「なりりん」さんはこう訴えます。

「TNR現場でもクレームは、ほぼふん尿被害だと思います。まずは餌やりさんにトイレを設置していただくことです。給餌とトイレはセットでやっていただくことはマナーでもあります。トイレがないと他でしますから!今回コメントいただいた対策が猫に害のないものか調べて、困ってる方々に教えてあげて。少しでも被害が減り、人と猫の共生が図れたらと思っています」

(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)

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  • イエネコは害獣だからな。野良への餌やりを厳罰化すれば、一気にいなくなるのに。
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