自分の車に他人ナンバー取り付け＝容疑で暴力団組員逮捕―警視庁

　自分が乗る盗難車に知人の車のナンバープレートを取り付けるように依頼したなどとして、警視庁暴力団対策課などは１３日、組織犯罪処罰法違反（犯罪収益等隠匿）の疑いで、指定暴力団住吉会系組員の橋本幸斗容疑者（２１）＝住居不定＝ら２人を逮捕し、自動車整備会社社長の滝口洋一容疑者（５０）を再逮捕した。同課はいずれの認否も明らかにしていない。

　同課は、滝口容疑者が暴力団組員らの依頼を受け、ナンバープレートを盗難車に取り付けて販売していたとみて調べる。

　逮捕容疑は２０２４年３月中旬ごろ、法人から橋本容疑者の知人へと車の名義変更を運輸局に申請。新たに交付されたナンバープレートを同容疑者が乗る盗難車に取り付け、正当に取得した車であるように装った疑い。