警視庁機動隊の観閲式で行進する隊員=21日午前、東京都新宿区の明治神宮外苑 警視庁機動隊の観閲式が21日、東京都新宿区の明治神宮外苑で行われた。迫田裕治警視総監ら幹部が見守る中、警備や災害救助などに従事する隊員約1700人が行進した。
式には機動隊全10隊に加え、爆発物処理部隊や化学防護部隊、災害対策部隊などが参加。NBC(核・生物・化学)テロ対策車など車両74台や警備犬6頭も行進し、航空隊によるヘリ4機の編隊飛行が披露された。
迫田総監は訓示で、夏の参院選や9月に東京で開催される世界陸上大会などに触れ、「警備部門にとって極めて重要な1年。さまざまな警備事象に対する備えに万全を期すべく、結束と練度を高めていただきたい」と述べた。

警視庁機動隊の観閲式で訓示する迫田裕治警視総監=21日午前、東京都新宿区の明治神宮外苑