B3新潟のPG五十嵐圭(45)が24日、来季残留の意向を明らかにした。五十嵐はこの日、チームのファンイベント「ブースター感謝祭」に参加した。
「クラブとはこれから話しをしていく」と前置きした五十嵐は、「まだまだやらなければならないことはたくさんあると感じた」と話した。今季、B1群馬から4季ぶりに新潟に復帰。48試合出場で1試合平均20分46秒出場、同7・1得点、同2・6アシストの成績を残した。ただ、年明けからは古傷の左ひざが痛み、水を抜き、試合のたびに痛み止めを飲む状態。「いいパフォーマンスができなかった」と悔いが残った。
何より「クラブを立て直すことができていない」。新潟はB1から2季でB3に降格。今季はB2復帰を目標にしていたが、プレーオフ3位決定戦で岩手に敗れて達成できなかった。五十嵐は新潟がB1時代の18−19年に中地区優勝の原動力になった。当時のレベルまでチームを引き上げることが使命と受け止めている。
チームだけでなく、フロント改革にも意欲を見せる。シーズン中もスポンサー訪問をしていた。今季の1試合平均観客数は約2440人で昨季より約38%増。ただ、「自分がいたときの半分ほど。これで満足するようでは先はない」と厳しい。「自分たちのなりたいクラブにならなければ」。来季もコート内外で新潟をけん引する覚悟でいる。
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