三田明(C)ORICON NewS inc. 歌手の三田明(77)が27日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月〜金 後1:00)に出演。妻が病気を患い看病した日々や、3年前の妻の死去後の生活について明かした。
【写真】貴重!大阪に登場した『徹子の部屋』テーブルの花に工夫 三田は30代の頃に16歳下の麿理さんと結婚。16歳年下だが“しっかり者”で、「ずっと面倒をみてくれるんで甘えちゃって。僕がのほほんと生きてきちゃったから、苦労かけちゃったな」と語った。
黒柳徹子から改めて「3年前に奥様が亡くなったんですってね」と振られると、「先に逝くというのが…自分では納得が」とつぶやき。「普通は自分が先に逝ってと思っていたんですが、やっぱり病気には勝てませんでしたね」と語り、「その(病気が発覚する)2〜3年前も体調が悪くて、ずっと看病していました」と明かした。
病名は明かさなかったが内臓関係の病気と説明し、「がまん強くて…けっこう神経を使わせちゃったのかな。反省しています」と吐露。看病に明け暮れ、体重が10キロ減ったことも明かし「(看病を)やってみて、初めてこんなに大変なことなんだなと」「ほぼ毎日病院に行ってましたから」と、車での送迎などもこなしていたことを振り返った。
また、妻が亡くなってからは初めての家事に挑戦。掃除や洗濯、料理にも、インターネットやAIを活用しながら取り組んでいるとし、「生まれたときから皆さんにお世話になってきたので、やっとこれから大人になったという感じで…」と苦笑い。
初めての家事について「洗濯機に入れれば何でも綺麗になると思っていましたから。(そでや襟などを)先に洗うとか知りませんでした。料理もそうですよ、どうしたら上手になるんだろうかとスマホを駆使して」「1人になっていろいろやらなきゃいけない。まあやってみてよかったですよ、こんなにも大変だと思わなかった。女房にいろんな面で勉強させてもらった」などと明かした。
黒柳から「さみしいと感じることは?」と聞かれ、「さみしいこともありますが、外に出て人と会う機会が多いですから助かってます」と感謝も語っていた。
三田は16歳でデビュー曲「美しい十代」が大ヒットし、端正な風貌と美しい歌声で人気に。そして橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦さんと“四天王”と称された。