国民民主党の玉木雄一郎代表=4月15日、国会内 国民民主党の玉木雄一郎代表は27日の記者会見で、選択的夫婦別姓制度導入に向けた民法改正案を28日に国会に提出する方針を明らかにした。自民、立憲民主両党は法案が提出されれば、既に提出されている立民、日本維新の会両案とともに、30日の衆院法務委員会で趣旨説明を行い、審議入りする方向で調整している。
国民民主案は婚姻時に戸籍の筆頭者を定め、自動的に筆頭者と同じ姓とする内容。立民案は、別姓を選ぶ夫婦は婚姻時に子どもの姓を定めるとした。維新は旧姓の通称使用を拡大する戸籍法改正案をまとめている。
自民内は制度導入を巡り意見が割れており、今国会中の独自法案取りまとめを見送る方針。