人気の英音楽ユニット、ケミカル・ブラザーズ(The Chemical Brothers)が、31日に出演予定だった野外イベントが荒天で中止になったことを受け、同日深夜に急きょ、室内でのイベント開催を告知した。チケットが即完売となるなど、反響が続いている。
同ユニットは、千葉県立幕張海浜公園で31日開催予定のダンスミュージック特化型イベント「THE BEACH 2025」にヘッドライナーとして出演予定で「超貴重な2時間半のロング DJ SETにて登場!」と告知されていた。ただ同イベント公式サイトでは30日、荒天による中止を発表。「天候の状況を見つつギリギリまで検討を続けましたが、開演中に強風並びに強めの雨が降る予報が出ており、さらに気温も大幅に低下し、終演まで天候が回復する見込みがないとのことで、ご来場の皆様の安全面・健康面に配慮した結果、断念せざるを得ない状況となりました」としていた。
中止を受け、ユニットの公式Xでは急きょ、代替イベントの開催を告知。「悪天候のため、The Beachイベントは中止となりました。素晴らしい日本のファンの皆様にDJを披露したいと思い、プロモーターの皆様と急遽、渋谷のSpotify O−East会場を確保しました。チケットは先着順で販売いたします」とした。
会場となるSpotify O−Eastの公式サイトでも31日深夜0時開始のイベントを告知。チケットは早々に完売となった。SNSでは「漢すぎる」「激アツ!」「い、いきたい」など反響が相次いだ。
ケミカル・ブラザーズは89年、トム・ローランズとエド・シモンズが前身の名義で結成。ロックなどの要素を取り入れたダンスミュージックで一躍人気となり、グラミー賞も2020年の「最優秀エレクトロニック/ダンス・アルバム」など複数回獲得している。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。