明日3日は関東〜九州で激しい雨や雷雨 道路が川のようになる所も 車の運転など注意

5

2025年06月02日 17:41  日本気象協会

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日本気象協会

写真

明日3日(火)は低気圧の影響で全国的に雨が降るでしょう。朝の通勤時は九州から関東にかけての広い範囲に雨雲がかかりそうです。夜にかけては道路が川のようになるほど激しい雨の降る所もあるでしょう。車の運転はいつも以上に注意が必要です。

九州〜東海 激しい雨や雷雨に注意 太平洋側を中心に雨量が多くなる

画像A

明日3日(火)は前線を伴った低気圧が九州付近から四国、本州の沿岸に沿うように東よりに進みます。このため雨の範囲が西から東、北へと広がり、全国的に雨が降るでしょう。

沖縄は断続的に雨で、昼過ぎにかけて激しい雨や雷雨となる所があるでしょう。雨雲の発達の程度によっては警報級の大雨となるおそれがあります。

九州から東海は朝の通勤時から昼前にかけて広く雨雲がかかります。道路が川のようになるほど雨が激しく降ったり、雷が鳴ったりしそうです。雨雲の動きは早く、九州では昼過ぎには雨のやむ所が多い見込みです。四国は夕方、中国地方は夜にはやむでしょう。近畿や東海は昼過ぎにかけて雨のピークとなり、局地的な激しい雨や雷雨に注意が必要です。
特に発達した雨雲がかかりやすいのが、太平洋沿岸部で南東側に開けた山の斜面です。雨量が多くなるおそれがありますので、最新の気象情報をご確認ください。

関東も本降りの雨 沿岸部で激しく降る 東北や北海道にも次第に雨雲

画像B

関東甲信地方は朝から雨の降りだす所が多いでしょう。昼前にはほぼ全域で雨となり、次第に本降りの雨になりそうです。沿岸部を中心に雨脚が強まる時間もあり、千葉県や茨城県では夕方から夜のはじめ頃にかけて局地的な激しい雨や雷雨に注意が必要です。また、風が強まるでしょう。激しい雨や強い風により、傘をさしていても濡れてしまいそうです。体を冷やさないよう、お気をつけください。

東北南部は昼前から雨の降りだす所があり、昼過ぎには広い範囲で雨となります。北部は夕方以降、雨の範囲が広がりそうです。
北海道は日中は日の差す時間があるでしょう。夜遅くなると局地的に雨が降りそうです。

激しい雨って どんな雨?

画像C

激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。

このニュースに関するつぶやき

  • やっぱり気象操作!?
    • イイネ!2
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(2件)

ニュース設定