住吉美紀、長嶋茂雄さん訃報に「大谷選手もお会いになって良かったな…」異例のFM冒頭で速報

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2025年06月03日 10:19  日刊スポーツ

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住吉美紀アナウンサー(2019年11月撮影)

元NHKのフリーアナウンサー住吉美紀が3日放送のTOKYO FM「Blue Ocean」(月〜金曜午前9時)に生出演。冒頭でプロ野球の巨人の監督を2期15年にわたって務めた巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄(ながしま・しげお)さんの訃報を伝えた。


住吉は冒頭の1曲を終えると「今しがた、速報を聞いて驚いた方いらっしゃると思います。私も驚きました。『ミスタープロ野球』と呼ばれ、国民的ヒーローとして活躍した元巨人の長嶋茂雄さんが亡くなったということが報じられております。89歳でいらっしゃいました」と伝え「悲しんでいらっしゃる野球ファンの方がきっと、多いですよね。野球ファンならずとも、その存在のことを考えるだけで元気をくださる方でいらしたな、と私も思うんですけど」と語った。


「たくさんのたくさんの記録や名言話題のある方で背番号3は巨人の永久欠番と今もなっております。2004年に脳梗塞を患って、それからもでも、多くの人に希望と元気をシェアしてくれたという、すごい方だと思います」と経歴も説明しながら「記憶に新しいところで言うと、2021年の東京オリンピックの、1年遅れて開催されたオリンピックでは聖火ランナーを務めていらっしゃったな。皆さん、あの姿、思い浮かぶと思いますし、私があー、と一番最近思ったのは、大谷(翔平)選手が3月にドジャースの開幕戦で東京に来ていたんですけど、その時に大谷選手が自分のインスタのところで、舞台裏で長嶋さんとお会いになった写真をあげてらして『あ〜長嶋さんだ!』と思ったのが、私が拝見した最後です」と振り返った。


住吉は「本当にそうやってギリギリまでそうやって、野球の世界だけじゃなく、いろんな方に明るさを分け与えてくれたし、野球界の方で言うと、本当に唯一無二の代えがたい存在でいらっしゃるんだと思うし、あの場で大谷選手もお会いになって良かったなと思ったり。いろんなことを思うわけです」としみじみ語ると「ロスを感じる方もいると思うし、ショックを感じる方もいると思います。私ですら感じるから。本当に野球の大切な方々にとってはそうだと思いますが、本当にありがとうございました、という気持ちと、ご冥福を心よりお祈りしたいと思います」としのんだ。


長嶋さんは3日午前6時39分、肺炎のため、都内の病院で亡くなった。89歳だった。読売新聞グループ本社、読売巨人軍、オフィスエヌが連名で発表した。

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