羽鳥慎一「肩とか本当にメラメラして見えた」　長嶋茂雄さん死去　初めて本当に見えた「オーラ」

フリーアナウンサー羽鳥慎一がMCを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月〜金曜午前8時）は3日、生放送中に89歳で亡くなった長嶋茂雄さんの訃報を速報した。同番組は、長嶋一茂が金曜日レギュラーを務める。

羽鳥は「今から比べると娯楽の少ない時代で、その時のこの、野球界のスーパースターで、今の選手ももちろん人気者ですけど、今以上に大変な、本当に国民的な人気というところで、うーん」と言葉に詰まった。

羽鳥から、「現役は見てないですか」と問われた元テレビ朝日社員玉川徹氏は「僕は小学校の低学年くらいの時に（長嶋さんが）引退された。僕そんなに野球見てなかったんですけど、映画を見に行ってですね、当時、映画が始まる前に、ニュースを必ず流してたんですけど。そこに長嶋さんの引退の、有名な、『永遠に不滅です』。あれを映画館で見た、というのをすごく覚えています」

元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏は「私それをテレビで見て」いたといい「テレビ画面を写真に撮ってましたもん。長嶋さんの永遠に不滅でっていうの。家の家族が」と語った。菊間氏は72年3月5日生まれで、長嶋さんの引退は74年10月14日。

羽鳥は長嶋さんを見た時、「初めて、人間ってオーラがあるんだと思った。肩とか、本当にメラメラしているように見えた。そういうように感じさせる。もう立ってるだけで。そういう感じでしたね」と語り、スーパースターを偲んだ。

羽鳥は、野球中継を担当していた頃、「話せなかった」と思い出を語った。羽鳥は「野球中継をやってた時、（長嶋さんが）監督だったんですけど、話せなかったです」と語った。玉川徹氏から「どういうこと？」と問われ「遠すぎて。偉大すぎて」と明かした。

「今日の試合のポイントはどうですかとか、次のピッチャーどうですかとか、そんな質問なんかできる年齢じゃなかったんで。記者の人に聞いてもらってました」「もう立ってるだけですごいんですよ。やっぱり。でもニコニコしてて」と振り返った。