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落語家の桂文枝(81)が3日、公式ブログを立て続けに更新。同日に肺炎のため、89歳で亡くなった巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんへの思いをつづった。
文枝は「永久に不滅です」と題し、「ミスタープロ野球長嶋さんが彼岸に旅立たれました」
オフシーズンは朝日放送で、名球会の仕事をともにした。
「金田(正一)さん、張本(勲)さん、王(貞治)さん、野村(克也)さん、村山(実)さん、江夏(豊)さん」と名前を挙げ、「そうそうたるメンバーの中で、いつもにこやかにみんなの中心にいたのは間違いなく長嶋さんでした」と懐かしみ、「突然の訃報は悲しすぎます」
金田さんから名球会のゴルフコンペで「誰とまわりたい?」と聞かれ、即座に「長嶋さん」と答えたことを「昨日のことのよう」と振り返り、「まだ信じられませんが心よりお悔やみ申し上げます」としのんだ。
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続く「永久に不滅です」と題したブログでは、正岡子規の「夏草やベースボールの人遠し」という句を記し、「自身は病気で野球をやれないもどかしさ。遠くに聞こえるボールを打つ音や歓声。そうして大学野球から始まった野球。やがてプロ野球ができ、昭和の野球を盛り上げた長嶋茂雄さん、そして、その魂が大谷翔平さんへ。2人が出てくるコマーシャル。まさしく、伝統を象徴している様です」と思いをはせた。
さらに、文枝は「懐かしい笑顔」と題したブログを投稿。「まさしく今日の雨は涙雨です」と切り出すと、長嶋さんと東京のホテルの一室で行った対談の仕事を回顧。
文枝は長嶋さんに内緒でテレビゲームを持ち込み、野球のゲームを行ったことをふりかえり、「僕がピッチャー、長嶋さんがバッター。夢の様な対決です。たとえゲームでも長嶋さんは真剣で、何度か打ち損じたあと見事にホームランを打たれ、例のあふれる様な笑顔になられました。なんか次々と思い出されます。寂しくて悲しいです」とあふれる思いをつづった。
「緊張」と題した投稿では、三枝時代とおぼしき若かりし頃の画像をアップし、「僕の左隣に写真では右側に長嶋さんが写っています。僕はかなり緊張気味ですが、長嶋さんは笑いこそしていませんが、ずいぶんリラックスしておられる感じです」と解説。「夜になってもまだ信じられません」と長嶋さんとの思い出にひたっていた。
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