「神のような存在」「胸詰まる思い」=芸能界でも悲しみ広がる―長嶋茂雄さん死去
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2025年06月03日 22:31 時事通信社

長嶋茂雄さんが3日死去したことを受け、芸能界からも別れを惜しむ声が相次いだ。映画監督でお笑いタレントの北野武(ビートたけし)さんは公式サイトで、「同じ時代を生きた神のような存在だった。ファンという感情以上のあこがれを持っていたし、その存在をずっと意識し、活躍にいつも励まされる思いだった。本当にショックだ」と悼んだ。
親交があった俳優の北大路欣也さんは「胸詰まる思いです」とコメント。「野球の世界を通して、人間の輝きと、生かされている喜びと幸せ、私たちに力強くその波動を送り続けてくださった」と感謝の言葉をつづった。
歌手の小柳ルミ子さんはブログで、ゴルフを一緒に回った長嶋さんが宣言通りにロングパットを入れた思い出に触れ、「スターたるゆえんをこの目でしっかりと感じさせていただいた瞬間でした」と振り返った。
落語家の立川志らくさんはX(旧ツイッター)で、長嶋さんと師匠、立川談志さんのマージャンに付き人として同行した際、長嶋さんに後ろから上着を掛けたところ、「何も言わずにそれを着て歩きだしてから『ん?』と立ち止まり『なんで私は上着を着ているんだ?』とつぶやいた」と、長嶋さんの人柄が分かるエピソードを明かした。
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