道枝駿佑「キャスター」第9話(C)TBS【モデルプレス=2025/06/06】俳優の阿部寛が主演を務めるTBS系日曜劇場「キャスター」(毎週日曜よる9時〜)。第9話放送を前に、本作を手掛ける伊與田英徳プロデューサーがモデルプレスら報道陣の囲み取材に応じ、なにわ男子・道枝駿佑の芝居の変化について語った。
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本作は、オリジナル脚本で描かれる社会派エンターテインメント。「世の中を動かすのは真実!」という信念を持つ進藤壮一(阿部)が、公共放送で記者・キャスターとして活躍後、民放JBNに引き抜かれ、視聴率低迷中の「ニュースゲート」のメインキャスターに就任。生ぬるい報道体制を正すため、手段を選ばず独自のルールで真実を追求する。
道枝は、進藤に憧れている入社2年目のアシスタントディレクター(AD)・本橋悠介を演じる。
◆道枝駿佑「キャスター」で芝居に変化
報道を題材に取り上げる上で「どこまでリアルにやっていいのかも含めて、取材をしながら進めていました」と話した伊與田P。進藤の背中を追いかける華役の永野芽郁と本橋役の道枝については「偉そうな言い方になってしまいますが、2人が阿部さんにぶつかって少しずつ成長していて。進藤の内面にグッと迫る阿部さんの芝居に対して、2人とも心で演じてくれています」と評価した。
本作で“報道マン”という新たな役柄に初挑戦した道枝。そんな彼を伊與田Pは「目に見えて分かったのは、道枝くんのお芝居の質が相当変わった気がしているなと。アプローチの仕方を含め明らかに芝居が成長している感じが見えた」と絶賛。具体的な変化を問われると「僕は役者じゃないから全てを理解しているわけではないですが、芝居には相手がいるもので、その相手によって芝居が変わる。その相手との掛け合いをしながら演技をすることに、面白さを感じているんじゃないかなと、こっちが勝手に思ってしまうようなお芝居の仕方でした」とし、「悲しいんだ」「楽しいんだ」といった一方向的な感情表現だけではなく、相手とのやりとりに道枝自身が面白さを感じているのではないかと分析した。
そして、最終章の見どころについては「進藤がなぜキャスターになったのかという彼の隠された思いが明らかになっていきます」とし「彼が報道の道に進んだことに、お父さんの死がどういう風に関わっているのかが分かってきて、そこにいろんなあやがあって今の進藤がいるわけですが、進藤が自分のルーツをどんどん自分で発見していき、華と本橋が進藤の背中を見ながら報道を学んでいきます」と説明。「9話である事件が起きるのですが、それをどう乗り越えて報道と向き合っていくのか、彼らの報道の姿勢をしっかり描いていけたらと思います」と伝えた。(modelpress編集部)
◆「キャスター」第9話あらすじ
進藤(阿部寛)のスキャンダルが週刊誌に載ることがわかり、国定(高橋英樹)はキャスターとしての幕引きを進藤に示唆する。
一方、山井(音尾琢真)の父・和雄(山本學)は事故ではなく命を狙われたと考える進藤は、証拠を探すために山井と共に彼の実家へ。和雄の私物から進藤の父・哲(山口馬木也)とのつながりを示すものや、気になる手帳の記述を見つけ…。
キャスター生命を賭けて43年前の真実を暴こうとする進藤。そんな中「ニュースゲート」を揺るがす事件が起きてしまう。
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