金井勇太が脳梗塞を発表 俳優の金井勇太(40)が10日、自身の公式Xを更新。脳梗塞を診断され、出演する予定だった舞台『揺れるはざまのトラベラーズ』東京公演を大阪公演に続き、降板することを発表した。
【写真】金井勇太、初日本番1時間前に脳梗塞と診断され舞台降板
金井は「発症から早い段階で投薬治療を開始できたため、現在は後遺症もなく回復しておりますが、制作と相談し大事を取って降板とさせていただきました。客様におかれましては事前にお知らせした通りの配役でお届けできず、重ね重ね申し訳ありません」と謝罪。
「経緯ですが、それまでなんの兆候もなかったところ本番前のリハーサルで突然上手くろれつが回らず、手足にも力が入り辛い違和感から念の為、本番前に病院を受診しました。検査の結果、先生より真摯な語調で『金井さん、すぐにこのまま入院してください。舞台を強行すれば半身麻痺の恐れがあります』と説明を受け、その場でプロデューサーと相談し降板を決断しました。それが本番の1時間半前でした」と説明。
「ただでさえ忙しい初日の本番直前に代役での開演に切り替え、それに伴う多数の段取りの変更など、その決断の早さと想定外の事態に対するプロの準備をされたスタッフ・キャストの方々に最大の敬意を払いますと共に、ご迷惑をおかけしたにも関わらず、まずは体のことをと快く静養を勧めていただき感謝申し上げます」とコメント。
なた「本来お客様からはその存在に気付かれず、物語に没頭していただけることがスタッフとしての仕事だという考え方、矜持があります。今回の公演におきましては、目に見えない舞台の裏側のスタッフさんにもお心を寄せていただけると個人的にとても嬉しいです」と呼びかけている。
同舞台の公式Xでは「能神久役で出演を予定しておりました金井勇太ですが、体調不良により、やむなく東京公演(6/11(水)〜6/17 (火))の出演を見合わせることになりました。当該公演で金井勇太が演じる予定でした能神久役につきましては大阪公演に引き続き、スウィングの志村佳樹が演じます」と報告。
「皆様には、ご迷惑、ご心配をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。引き続き、出演者・スタッフ一同、一丸となって本作品の上演に取り組んでまいる所存です。誠に申し訳ございませんが、皆様のご理解をお願い申し上げる次第です」と結んでいる。