韓国取引所でトレーダーらと面会する李在明大統領(中央)=11日、ソウル(EPA時事) 【ソウル時事】11日の韓国・ソウル株式市場では、幅広い銘柄に買いが入り、総合株価指数(KOSPI)が前日比1%高の2907.04と、終値として約3年5カ月ぶりに最高値を更新した。4日に就任した李在明大統領が重要政策として掲げる株式市場の活性化策や、政局の混乱収束に期待が高まり、ご祝儀相場の様相となった。
李氏はこの日、韓国取引所を訪問し、「株式市場の不公正や不透明性を解消することが重要課題だ」と指摘。市場改革を進める考えを示した。李氏は先の大統領選で、KOSPIを5000に引き上げることを公約に掲げていた。