『ABCお笑いグランプリ』優勝のエバース、年末『M-1』へ予告「とっているヤツがある」

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2025年06月29日 19:33  ORICON NEWS

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『第46回ABCお笑いグランプリ2025』優勝のエバース(左から)佐々木隆史、町田和樹 (C)ORICON NewS inc.
 伝統のお笑い賞レース『第46回ABCお笑いグランプリ2025』決勝戦が29日、大阪市内のABCテレビで行われ、コンビのエバース(佐々木隆史、町田和樹=吉本興業)が優勝した。生放送終了後の優勝会見では、喜びとともに、年末の『M-1グランプリ』を見すえた。

【写真】エバースが『ABCお笑いグランプリ』王者のベルトを巻く

 同賞は、過去に、ダウンタウン、ナインティナイン、中川家、ますだおかだ、フットボールアワー、千鳥、かまいたち、霜降り明星らが参戦・制覇。現在の出場資格は“デビュー10年以内”の若手芸人で、漫才、コント、ピン芸、なんでもありの“お笑い異種格闘技“となっている。

 昨年は『M-1』前年王者の令和ロマンが参戦し、異例の2冠。さらに、その後の『M-1』で史上初の連覇を成し遂げた。またエバースは、昨年『ABCお笑いグランプリ』決勝を経験後、『M-1』ファイナリストとなった。

 昨年のリベンジを果たしてエントリー542組の頂点に立ったエバースは、誇らしげにチャンピオンベルトを巻いた。そして「M-1はネタをやるのが精一杯だった」と振り返り、「きょうはお客さん、審査員、テレビの前の皆さん、すべてを一つの空間にしようとやりました」と風格。「良い感じのピリつき感だった」とも語った。

 なんでもありのお笑いの中で、漫才2本で確かな笑い。「M-1はM-1用でとっているヤツがある。あと数ヶ月、普段のライブや寄席で叩いて挑もうかなと思う」と語った。2015年結成のため『ABCお笑いグランプリ』はラストイヤーだったが「M-1は先輩もいる」とし、「ちょっとハードルを越えるようなことをしたいですね」と予告していた。

■『ABCお笑いグランプリ』過去10年優勝者
2015年 GAG少年楽団
2016年 セルライトスパ
2017年 霜降り明星
2018年 ファイヤーサンダー
2019年 エンペラー
2020年 コウテイ
2021年 オズワルド
2022年 カペポスター
2023年 ダブルヒガシ
2024年 令和ロマン

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