KAT-TUN解散後初公の場に登壇した上田竜也 (C)ORICON NewS inc. 元KAT-TUNの上田竜也が1日、都内で行われた小説『この声が届くまで』出版記念トークイベントで3月31日をもってKAT-TUNが解散して初の公の場に登壇した。バンドや仲間との絆を題材とした小説となったが、今後の活動を聞かれると「仲間がほしい」と思いを明かした。
【全身ショット】白×デニムのさわやかコーデで登場した上田竜也 今作は作家デビューとなった上田が仲間を想う心を小説化したもの。幼なじみとバンドメンバー、それぞれと交わした約束を胸に、仲間たちとの絆を深めながら武道館を目指す青春ストーリーで、構想から約10年費やしたという。
改めて発売に際して「自分がやりたいと思ったのが10年前でここまで長かったのでこうして発売されると思うことがたくさんあります。長いようで早いです。発売されるとあっという間でした」と心境を語る。
映像化の企画も提案もあったそうで「素直にめちゃくちゃうれしい。そういうことも頭の中でふくらんでいったらいいなと。でももう少し、いろんな人が実写化でみたいなと思ってくれる人が増えたら。まだ早いので冷静に見極めたい」と話した。
周囲の反響について「『きょう届きました』って、ジュニアのB&ZAIの菅田琳寧から写真がきました。中丸(雄一)くんが自分のお金で買ってくれたらしい、読んでくれたかは定かではありません」と笑った。「Amazonのレビューは見ました」としっかりチェックしつつ、身近なところでは「『余韻があった』と言ってもらえたのはうれしかった」と喜んだ。
また漫画家としてデビューしている中丸とのコラボは「しないでしょ」ときっぱり。「多分なんですけど俺が作り出した世界観と中丸くんと作り出した世界観は真反対。大喧嘩して殺し合いになると思います」とあっけらかんと笑わせる。
「あいつ、俺の似顔絵描くときはいつもガリガリくんですから」と憎まれ口を叩きつつ「読んでくれてるでしょう。確かにどう思うか気になるね。もしこういうのがニュースになったら近いうちに連絡くるでしょう」と期待をしていた。
この後、どのような活動をしたいか聞かれ「やっぱり仲間がほしい。そこにアプローチしたいと考えてます。ざっくりとしたそういう気持ちがあります」と率直な気持ちをのぞかせる。「やっぱり仲間と音楽がやりたい。それはあるかな」といい、実写化には慎重な姿勢をみせつつももし実現した際には「音楽を(自分で)作ったりとか、誰かにお願いするのかわからないけど…リンクさせていったら面白いかな」と構想も明かしていた。