拉致被害者家族「全員の帰国を」=国連特別報告者と面会―東京

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2025年07月01日 20:31  時事通信社

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時事通信社

国連の北朝鮮人権問題担当のサルモン特別報告者(手前右)と面会した拉致被害者家族連絡会代表の横田拓也さん(後列右)、早紀江さん(手前左)ら=1日午後、東京都千代田区(内閣官房拉致問題対策本部事務局提供)
 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)のメンバーは1日、国連で北朝鮮の人権問題を担当するサルモン特別報告者と東京都内で面会し、被害者の即時一括帰国に向けて、国際社会の支援を求めた。家族会と同氏の面会は、2022年12月以来。

 面会は非公開で、メンバーによると、サルモン氏からは「問題に対する悲しみや苦しみを共有するとともに努力を続ける」という趣旨の発言があったという。

 面会後、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母早紀江さん(89)は、「みんなが帰ってこられるように尽力してほしいとお願いした」と明かした。めぐみさんの弟で家族会代表の拓也さん(56)は「人質外交、人権侵害を絶対に許してはならない。国際社会が継続的にこの問題を注視していく必要がある」と強調した。 

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  • あの政権でも1人も帰国してませんからね
    • イイネ!1
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