山本由伸 7回8K1失点、自己最多8勝目の権利を得て降板、4回以降はパーフェクト 大谷は3試合ぶりの30号で援護

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2025年07月02日 13:19  TBS NEWS DIG

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■MLB ドジャースーホワイトソックス(日本時間2日、ドジャースタジアム)

ドジャースの山本由伸(26)が本拠地でのホワイトソックス戦に今季17度目の先発、7回、98球を投げて、被安打3、奪三振8、四死球1、失点1(自責点1)、防御率は2.61から2.51。4回以降は走者を許さないパーフェクトと好投した。

前回26日ロッキーズ戦では降雨中断で交代となってしまったが、メジャー自己最多タイの7勝目を手にして「凄く感覚が良かったので、どんどんストラクゾーンに投げて行けましたし、とにかく自信を持って腕を振る事ができた」と手ごたえをつかんでいた。

相手はメジャー初対戦となるホワイトソックス、現在、ア・リーグ中地区で28勝56敗、借金“28”の最下位、しっかりと勝ち星を取りたいところ、試合前にはタブレットで入念に相手情報を確認していた。立ち上がりの1回、1番・M.トークマン(34)に対し、2球は外角へのストレートがわずかに外れた。しかし、ここで修正すると、カウント2−2から7球目のスプリットで空振り三振。2番・C.マイロドス(23)は1球目のストレートをサードゴロ、打ち取った山本は笑顔を見せた。3番・A.ベニンテンディ(30)はカーブでタイミングを外してサードフライで3者凡退に抑えた。

その裏、ドジャース打線は2死から2つの四球と連打で4点を奪い、山本を援護。2回には昨季までチームメイトだった4番・M.バルガス(25)を迎えると、山本はマウンドから一礼して挨拶を交わした。カウント1−2からスライダーでライトフライ。

1死を奪ったが、5番・K.ティール(23)には四球、さらに6番・L.ソーサ(25)にはシンカーが甘く入りレフト前へヒット、1死一、二塁のピンチを迎えた。山本はギアを入れ替えて、7番・J.ロハス(31)はストレートでレフトファウルフライ、8番・B.ボールドウィン(24)は外角高めのストレートで空振り三振とピンチを抑えた。

3回には先頭の9番・M.テイラー(34)にはボールが先行し、カウント3−1からストレートをショートゴロ、四球を出さずに抑えると、2巡目に入り、1番・トークマンを外角高めのストレートで空振り三振、山本は打ち取ってもマウンド上で首を振り、納得のいかない表情を見せた。2番・マイロドスはカウント0−2からスプリットで2者連続の空振り三振と抑え込んだ。

5対0とリードした4回、先頭打者にヒットを許すと、そこから簡単に2死を奪ったが、前の打席にヒットを打たれている6番・ソーサにカーブを拾われて、レフトへタイムリーツーベース、2死から1点を失った。

その裏には1番・大谷翔平(30)が3試合ぶりとなる30号ソロ、大谷は日本選手初となる5年連続30本塁打をマーク、山本に大きな援護点となった。

勝ち投手の権利のかかる5回、先頭のボールドウィンをスプリットで空振り三振、続く9番・テイラーはスライダーで空振り三振と前の回から3者連続三振を奪った。危なげなく勝ち投手の権利を手にすると6回も3者凡退、ここまで83球と安定感あるピッチングを見せた。7回も2死を奪うと、最後は渾身のスプリットで空振り三振を奪って、4回以降パーフェクトに抑えた。ベンチに戻ると、ドジャースナインは笑顔で迎え、大谷も山本の頭をポンと優しく叩いた。山本は7回で降板し、中継ぎ陣に後を託した。
 

このニュースに関するつぶやき

  • 素晴らしい投球だったなあ。佐々木朗希さんもベンチ入りできるなんてマイナーの契約の割に優遇されてるもんだ。
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