
■MLB ドジャース6ー1ホワイトソックス(日本時間2日、ドジャースタジアム)
【一覧】大谷翔平が“二刀流復帰” ドジャースこれまでの試合結果と予定
ドジャースの山本由伸(26)が本拠地でのホワイトソックス戦に今季17度目の先発、7回、98球を投げて、被安打3、奪三振8、四死球1、失点1(自責点1)、防御率は2.61から2.51。4回以降は走者を許さないパーフェクトと好投した。山本はメジャー自己最多の8勝目、リーグトップタイに浮上。防御率もリーグ3位となった。
「しっかり1週間自分のペースで落ち着いていい調整ができてますし、代わらずコンディションもいいので自信を持ってマウンドに上がれています」と話し、「すごくいいフォームで投げられてると思いますし、こうすればいいんだってのが明確になってきてるかなと思います」と好調の要因を分析した。
チームが1回に2死から4得点と援護してくれた点には「特に意識しないようにいつも通りマウンドに上がりましたけど、初回から勢いよく得点してもらったので、その勢いに乗って投げることができました」と感謝を口にした。
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16日に開催されるオールスターでナ・リーグの指揮を執るD.ロバーツ監督(53)が試合前に山本の選出を示唆していたことには「このメジャーリーグというトップの舞台の中のさらにトップの選手が集まる場所なので、その中に入りたいなという気持ちはありますし、選んでいただけたら光栄です」と冷静に応えた。
大谷翔平(30)と2人でローテーションを守っていることには「やっぱりすごいボールを投げてるので見ててもちろん勉強になりますし、すごく楽しいですし、近くでプレーできてるのも少しでも学んで追いつけるように頑張りたいです」とコメント。今後に向けては「コンディション良くできてるのがまず一番いいなと思いますし、まだこれからもっと暑くなると思うので、体調管理だったり基本的なことに気を付けて頑張って行きたいです」と気持ちを引き締めていた。
試合後、ロバーツ監督は「今日のスプリットは非常に良かった。速球も明らかにコマンドが効いていた。早いカウントでアウトを取る場面もあったし、三振も多く奪っていた。今夜の投球は本当に素晴らしかった」と手放しで喜んだ。
さらに「彼が自分の投球をできれば、どんな相手にも通用すると信じている」と口にし、「メジャーリーグでは、どのチームが相手でも打たれる可能性がある。だから、今夜のようにスプリットを積極的に使って、打者を仕留める姿勢を貫いていたことに満足している。彼はやるべきことをしっかりこなしていた」と褒めたたえた。
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