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カプコンは7月4日、カスタマーハラスメントへの対応方針を発表した。同社では、商品やサービスに関する意見や要望を受け入れるカスタマーサポート窓口を設けている。しかし、それらの窓口やSNS、ゲーム販売サイトのレビューなどで役職員に対する誹謗(ひぼう)中傷や人格否定、脅迫、加害予告、業務妨害予告、ハラスメントなどの行為を確認しているという。
カプコンはこれらの行為について「当社に関わる全ての役職員が安心して業務に取り組む環境や心身の健康を損なう恐れがあり、結果として他の客にも迷惑、不便をかけることになりかねない」と説明。カスタマーハラスメント対応指針を定め、これにのっとり対処すると表明した。
カプコンのカスタマーハラスメント対応方針では、誹謗中傷や脅迫など“社会通念上相当な範囲を超える行為”を確認した場合、サポートやサービスを断る場合があると記載。また、悪質な場合は法的措置や刑事手続を含む対処もとるとしている。
カプコンは2月、ゲームソフト「モンスターハンターワイルズ」(PlayStation 5/Xbox Series X|S/Steam)を発売。全世界で1000万本以上売り上げるなど、大ヒットを記録した。一方、一部のユーザーはゲームの内容に不満の声を挙げており、Steamの総合レビューは「賛否両論」、最近のレビューは「圧倒的に不評」に(4日時点)。レビューの中には、同社や開発陣を批判するものも見られる。
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