吉本興業所属のお笑いコンビ、ニッポンの社長が、21日に日本テレビ・読売テレビ系で決勝戦が生放送された 漫才&コントの両方で競う新お笑い賞レース「アサヒビール スマドリ ダブルインパクト 漫才&コント二刀流NO・1決定戦2025」初代王者に輝いた。2875組の頂点で、優勝賞金1000万円などを手にした。暫定1位のロングコートダディに対し、最終出番のニッポンの社長が合計949点で差し切った。
優勝が決まった瞬間、2人はガッツポーズ。辻は「うそみたいや。マジで? めちゃくちゃうれしいです」とひざまずいた。ケツも「昨日、結婚発表して。すごくいい報告できるなと思いました」と喜びを爆発させた。
ニッポンの社長は13年結成。辻皓平(つじ・こうへい)1986年(昭61)11月15日生まれ、京都府出身。ケツは1990年(平2)6月11日生まれ、奈良県出身。コンビ名の由来はケツの風貌が、著書「秒速で1億円稼ぐ条件」などで知られる実業家の与沢翼氏に似ているからだという。
辻は大の阪神ファンで、コントでも野球ネタを披露する。辻の弟、辻孟彦(35)は元中日投手で、現在は日体大野球部で投手コーチを務めている。
ケツは19日深夜放送のFM大阪「TENGA presents Midnight World Cafe〜TENGA茶屋〜」(土曜深夜1時30分)で結婚を発表したばかり。
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20年「第9回ytv漫才新人賞決定戦」準優勝。21年「第51回NHK上方漫才コンテスト」準優勝。21年「NHK新人お笑い大賞」優勝。22年「第57回上方漫才大賞」新人賞。24年まで「キングオブコント」で5年連続決勝進出。
決勝にはロングコートダディ、スタミナパン、セルライトスパ、ななまがり、ニッポンの社長、かもめんたる、コットンの7組が進出。漫才&コントの二刀流でのチャンピオンという新たな形でのタイトルを手にした。
決勝戦は漫才4分、コント4分両方のネタを行い、合計得点で競った。1巡目でどちらを披露するかは各コンビごとに決定でき、点数の低い順に2巡目のネタ披露へと移る。1巡目の順番はプロ野球のドラフト会議のように「ネタ順ドラフト抽選会」で決定。トップバッターを、かもめんたるが務め、続いてスタミナパン、コットン、セルライトスパ、ニッポンの社長、ロングコードダディ、ななまがりの順で登場した。
ニッポンの社長は1巡目でコントを披露しトップの475点をたたき出して折り返し。2巡目の漫才でも逃げ切った。
決勝戦は21日午後7時から3時間生放送された。MCを、かまいたちと橋本環奈、審査員は千原ジュニア、中川家の剛、フットボールアワー後藤輝基、ナイツ塙宣之、アンガールズ田中卓志の5人が務めた。加えて応援サポーターをモグライダーと元日向坂46の佐々木久美、サポートアナウンサーを黒田みゆアナが務めた。
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