日本の”和色”が生まれる現場に密着 能登半島地震で被害→生産量減少、500年前から伝わる塩作り

0

2025年07月28日 12:00  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

29日放送『ニッポンノイロ〜職人たちのいる風景〜』より(C)BSテレ東
BSテレ東はあす29日午後7時から『ニッポンノイロ〜職人たちのいる風景〜』を放送する。

【番組カット】茅葺き職人に密着…日本の”黄金色”ができるまで

日本には、朱色・瑠璃色・常盤色・東雲色など特有の色の表現がある。同番組は、「日本の和色×職人の技」をテーマに、各地の職人が生み出すさまざまな和色を4Kの高精細映像で届ける。今回の第2弾では“職人×〇〇色”をテーマにしつつ、さらに色が織りなす“絶景”にも注目する。MCはアーティストのシシド・カフカと染織家の吉岡更紗氏

“かやぶきの里”で有名な京都府南丹市の茅葺き職人、徳島県上坂町の藍職人、石川県珠洲市の塩職人に密着。日本の原風景から普段は立ち入れない職人の現場まで、さまざまな場所で生まれる和色を美麗な映像で紹介する。

石川県珠洲市で行われているのは、500年前から続く揚げ浜式製塩。取材したすず塩田村も2024年の能登半島地震では、塩田の上の山で土砂崩れが発生。さらに同年9月の集中豪雨で塩田に土砂が流れてしまった。相次いだ自然災害で避難した職人が多く、塩の生産量が減っているという。そんな中でも大切に守り継がれている職人による塩作りを、色を通して伝えている。

    ニュース設定