きょうは、二十四節気の処暑で暑さが収まる頃になります。ただ、暑さが収まるどころか35℃以上の猛暑日エリアが拡大しそうです。暑さとセットで雷雨にもご注意ください。
きょうは、猛暑日エリアが東北まで広がる予想で、9日連続100か所以上で猛暑日になるでしょう。最高気温は、甲府や熊谷（埼玉）、前橋、福島で38℃と主要都市で体温を超える暑さが続出しそうです。東京も36℃と、今年最も長く6日連続で猛暑日になるでしょう。仙台は今年12日目、年間の猛暑日最多記録を更新しそうです。熱中症警戒アラートが31都府県に出ています。本来ならこの時期は朝晩しのぎやすくなってきますが、今年はまだまだ夜間の熱中症対策が必要です。
【23日（土）の予想最高気温】
札幌 ：31℃ 釧路：26℃
青森 ：33℃ 盛岡：33℃
仙台 ：35℃ 新潟：35℃
長野 ：35℃ 金沢：35℃
名古屋：36℃ 東京：36℃
大阪 ：36℃ 岡山：35℃
広島 ：34℃ 松江：35℃
高知 ：34℃ 福岡：34℃
鹿児島：34℃ 那覇：33℃
暑さと隣り合わせで注意が必要なのが天気の急変です。きょうも関東から西で山沿いを中心に急な雨や雷雨の可能性があります。特に元台風12号の暖かく湿った空気が充満している西日本は一層不安定で、局地的に短時間で道路が一気に冠水するような雨の降り方になるところがあるかもしれません。鹿児島は少しの雨でも土砂災害に注意が必要です。関東も山沿いのごく狭い範囲ですが、空模様にご注意ください。北海道は朝までが雨のピークですが、太平洋側はピークを過ぎても雨が残りそうです。沖縄も変わりやすい天気でにわか雨がある見込みです。
この先も厳しい残暑が続き、大阪や名古屋など来週も猛暑日が続きそうです。東京は週明け、猛暑日を解消しますが、最高気温33℃前後の暑さが続く予想です。まだまだ熱中症対策が欠かせないでしょう。北日本は天気が周期的に変わり、火曜日から水曜日にかけても警報級の大雨になる可能性があります。
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