白髪姿でしみじみと語った吉岡秀隆 (C)ORICON NewS inc. 俳優の吉岡秀隆(55)、高杉真宙(29)、森淳一監督が9月1日、都内で行われたWOWOW『連続ドラマW 夜の道標─ある容疑者を巡る記録─』の完成報告会に参加した。
【全身ショット】かっこいい!黒のジャケットスタイルで登場した高杉真宙 吉岡はWOWOWドラマに11年ぶりの主演で、平良正太郎という刑事を演じる。役作りについて「窓際のしょぼくれそうな男の気持ちがわかる年齢になってきたな、と」としみじみ。吉岡といえば、1981年から代表作である『北の国から』や『男はつらいよ』に出演。子役姿も印象的なだけに時間の流れを感じさせた。その上で「(高杉演じる)大矢に出会い、もう1度、正義というか情熱に火が付いた。役作りというよりは現場に行ってのライブ感。ああしよう、こうしようというよりも現場で生まれる空気感に重きを置きました」と振り返っていた。
ミステリー作家・芦沢央による小説(中公文庫)を連続ドラマ化。立場も境遇も異なる人々が、それぞれの想いを抱きながら事件、そしてその背後にある“社会の闇”と向き合う姿を描く社会派ミステリードラマ。点と点を丹念に紡いだ先に、想像を超える真実が待ち受けている。
物語の中心となるのは、1996年に起きた殺人事件。担当刑事・平良正太郎(吉岡秀隆)は、2年間逃亡を続ける容疑者・阿久津弦(野田洋次郎)の足取りと動機を追いながら、事件の真実に迫っていく。バラバラに見えた登場人物たちの点と点が、“ある容疑者”を巡ってつながるとき、思いもよらぬ“社会の闇”が浮かび上がる。さらに、容疑者・阿久津をかくまう同級生・長尾豊子(瀧内公美)。刑事・平良のバディで真相解明に奔走する若手刑事・大矢啓吾(高杉真宙)の二人が物語を大きく動かしていく。WOWOWで9月14日より放送・配信される(毎週日曜 後10:00、全5話※第1話無料放送)。