25日は北日本で警報級の大雨のおそれ カラッとした陽気が一転 関東などは蒸し暑く

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2025年09月25日 05:59  日本気象協会

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今日25日は、低気圧や前線の影響で局地的に激しい雨。北海道や東北では警報級の大雨となるおそれ。湿った空気が流れ込むため、関東などではムシムシとした体感に。昨日24日と同じくらいの気温でも、熱中症に注意。

北日本を中心に激しい雨

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今日25日は、低気圧が日本海からオホーツク海に進み、前線が本州付近を通過する予想です。北海道や東北は日本海側を中心に発達した雨雲がかかり、風が強まるでしょう。局地的にはバケツをひっくり返したような激しい雨が降り、警報級の大雨となるおそれがあります。北陸も雨の範囲が広がり、新潟県では激しい雨の降る所があるでしょう。

関東甲信は晴れ間が出ますが、昼頃から一時的に雨の降る所がありそうです。東海や近畿は昼前後を中心に、雨の範囲が広がるでしょう。中国地方や四国は雨が降ったリやんだりで、九州は南部を中心に雨が降りそうです。局地的には激しい雨が降り、落雷や突風にもご注意ください。沖縄は晴れますが、午後は所々で雨や雷雨となりそうです。

九州南部では、暖かく湿った空気の影響で大雨になっている所があり、1時間降水量は鹿児島県枕崎市で74.0ミリ(0:47まで)の非常に激しい雨を観測。鹿児島県肝付町の肝付前田では、24時間降水量が324.0ミリ(5:20まで)と、9月の平年ひと月分の雨量に迫るような大雨となっています。大雨のピークは越えましたが、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。急な斜面や崖などには近づかないようにしてください。

多い所で100ミリの雨

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北海道や東北の日本海側ではまとまった雨となるでしょう。明日26日午前6時までの24時間降水量(多い所)は、北海道で80ミリ、東北の日本海側は100ミリとなっています。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

九州南部では、明日26日の午前6時までの24時間に、多い所では60ミリの雨が予想されています。大雨のピークは越えましたが、地盤が緩んでいる所もあり、昼前までは土砂災害に警戒してください。

ムシムシとした体感に

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最高気温は、昨日24日と同じくらいか低い所が多いでしょう。

沖縄や九州は、広く30℃以上の真夏日の予想です。四国から関東、北陸は28℃前後、東北は25℃くらいの所が多いでしょう。東海から東北ではカラッとした陽気から、ムシムシとした体感に変わります。昨日より気温が低くても、こまめに水分をとるなど、熱中症対策を心がけてください。北海道は20℃を少し超えるくらいの所が多く、札幌は22℃と平年並みの予想です。

このニュースに関するつぶやき

  • 同じところ(北海道、東北、上越、北陸の日本海側)にばかり、まとまって降るのは勘弁してほしい。収穫期なので、被害甚大。
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