北海道の1か月 たびたび寒気が強まる 初雪の季節がやってくる

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2025年10月09日 17:48  日本気象協会

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日本気象協会

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向こう1か月の気温は平年並みですが、たびたび寒気が流れ込む見込みです。10月14日頃までは大陸からの寒気の影響で平年並みか低いでしょう。その後はいったん暖かい空気に覆われますが、18日頃からは再び大陸からの寒気が南下するため低くなり、かなり低くなる可能性がありそうです。降水量は低気圧や前線の影響を受けにくいため、平年並みか少ないでしょう。日照時間はほぼ平年並みの見込みです。

10月11日〜10月17日 この時季らしい寒さの日が多い 服装で調節を

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日本海側とオホーツク海側の天気は数日の周期で変わるでしょう。日本海側では、寒気の影響で海上に発生した雨雲が流れ込むことがあります。晴れていても急に雨が降ったり、かと思うとすぐに雨はやんで虹が出るというような天気、いわゆる「しぐれ」となる日がありそうです。太平洋側では、天気は数日の周期で変わりますが、晴れる日も多いでしょう。北よりの風が吹くことが多くなり、気温は日本海側やオホーツク海側で平年並みとなる見込みです。一方、太平洋側は、山岳の風下となるため、平年並みか高くなる見込みです。気温と服装の目安を参考にして、暖かくして過ごしましょう。

10月18日〜10月24日 凍結路面に注意 タイヤ交換はお早めに

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日本海側では天気は数日の周期で変わりますが、寒気の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多いでしょう。オホーツク海側では、天気は数日の周期で変わりそうです。太平洋側では、天気は数日の周期で変わりますが、平年と同様に晴れる日が多くなるでしょう。本日(10月9日)に札幌管区気象台で発表した低温に関する早期天候情報によると、10月18日頃から寒気が強まり、気温は平年よりかなり低くなる可能性があります。日中はプラスの気温でも朝晩は氷点下となる地域も多くなります。場所や時間帯によって、凍結路面が発生するおそれがあるため、タイヤ交換は早めに済ませておくと安心です。

10月25日〜11月7日 平年で初雪の季節

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日本海側では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。オホーツク海側では、天気は数日の周期で変わる見込みです。太平洋側では、天気は数日の周期で変わりますが、平年と同様に晴れる日が多いでしょう。気温は各地域とも、平年より高い見込みです。とはいえ、道内では、平年で初雪が観測される季節となるため、雨が雪に変わることもありそうです。

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  • あーだるいねぇ…半年の雪の期間がまたくる…
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