緊急地震速報に活用開始=四国・九州沖の沖合海底観測網―気象庁

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2025年10月15日 18:02  時事通信社

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時事通信社

気象庁=東京都港区
 気象庁は15日正午に、防災科学技術研究所が四国・九州沖に整備した「南海トラフ海底地震津波観測網(N―net)」のうち、沖合システムについて、緊急地震速報への活用を始めた。南海トラフ沿いで大きめの地震が発生した場合、同速報が最大で約20秒早くなるという。

 N―netは高知県室戸市と宮崎県串間市に陸上局があり、ケーブル式の沖合システムと沿岸システムで構成。両システムとも観測点が18カ所あり、地点ごとに地震計と津波用の水圧計がある。沖合システムの津波検知は最大約20分早くなると期待され、昨年11月から気象庁の津波情報などに使われている。沿岸システムも今年6月に完成しており、今後、津波情報や緊急地震速報などに活用される予定。 

このニュースに関するつぶやき

  • 個人的には、京大の電離層異常検知も参考で情報流してくれると有難いんですが。もちろんそれがすぐ巨大地震とは限らないが一応要注意ですよ、という周知徹底をした上なら幾分は有益かと。
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