「ベニスに死す」ビョルン・アンドレセンさん死去 70歳 「世界で一番美しい少年」として注目

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2025年10月27日 13:32  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

※写真はイメージ

「世界で一番美しい少年」として世界的に注目されたスウェーデン出身の俳優で歌手のビョルン・アンドレセンさんが25日、ストックホルムで死去した。70歳。スウェーデンの公共放送SVTなど同国メディアが伝え、SNS上では哀しみが広がっている。


アンドレセンさんは15歳の時に巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督の「ベニスに死す」で主人公の美少年タジオ役を演じ、世界的に注目された。ほかに、19年公開の映画「ミッドサマー」などに出演。21年には、その半生を追ったドキュメンタリー映画「世界で一番美しい少年」が公開された。


アンドレセンさんの娘、ロビン・ロマンさんは自身のインスタグラムで父との思い出の写真を公開。「今は悲しむ時だ。私はそっとその痛みを撫でてやるつもりだ。そして、泣き続けるつもりだ。泣き終わるまで。それから、もう少し泣くつもりだ。底知れない喪失感に。そして、底知れない切望に。あなたへの。この世で、最後にもう一度」と悲しみをつづり、「おやすみ、パパ。私の最愛の、最愛のパパ!またすぐにお会いしましょう」と哀悼した。


アンドレセンさんの訃報に、日本のSNS上でも「ビョルン、大変な人生でしたが最後は安らかに過ごせたかな。そうであってほしい」「ビョルン・アンドレセンさんが亡くなられたのとても悲しい。ついこの間『ベニスに死す』と『世界で一番美しい少年』を観たばかりだよ」「最後のドキュメンタリー映画は本当に悲惨だった。ヴィスコンティも彼の祖母も酷かったが、『ヴェニスに死す』の中の彼の美しさは変わらない。物哀しい」といった追悼コメントが多数あがった

このニュースに関するつぶやき

  • いやもうファンでした。写真持ち歩いてました。シルヴィアナ・マンガーノとかも大好きだったから、要するにヴィスコンティの映画に出てる美形はみんな好きでした。合掌
    • イイネ!3
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