『ちょっとだけエスパー』第3話より(C)テレビ朝日  大泉洋主演のテレビ朝日系ドラマ『ちょっとだけエスパー』(21日スタート/毎週火曜 後9:00)の第3話が、きょう4日に放送される。
        
    
        
【場面写真】第3話から新キャラクターが登場!  ヒットメーカー・野木亜紀子氏の完全オリジナル脚本で届ける本作は、会社をクビになったサラリーマンが、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う(?)かもしれないジャパニーズ・ヒーロードラマ。
        
    
         今夜放送の第3話から、新原泰佑演じる新キャラクター・紫苑(しおん)が登場。新原は、ドラマ『御上先生』(2025年)で松坂桃李演じる主人公の亡き兄を演じてインパクトを残したほか、舞台『インヘリタンス‐継承‐』や『球体の球体』(ともに2025年)で、まったく異なる役柄を演じた実力が評価され、第32回読売演劇大賞で杉村春子賞を受賞した。新原が本作で演じる紫苑は、ディーン・フジオカ演じる花咲か系エスパー・桜介の息子らしい。
        
    
         これまでは、ディーン史上・衝撃的な“アホの子”っぷりをさく裂させてきたが、そんなチャラくておバカなムードメーカー桜介には、実は衝撃の過去があった。第3話では、その“秘められた過去”が明らかになる。
        
    
         第3話で、文太らが挑むのは【爆発で人が死ぬのを止める】という、いつになく物騒なミッション。しかもその場所は、縁日でにぎわう神社。そのうえタイムリミットまで時間がない。大急ぎで神社に駆けつける文太たちは、ちょっとだけの力を駆使して、街の人々を救うことができるのか。さらに文太は、高校生の息子がいるという桜介をはじめ、円寂(高畑淳子)、半蔵(宇野祥平)ら仲間たちが抱える秘密を知ることになる。
        
        
        
    
        ■新原泰佑(紫苑・役)コメント
――本作に出演が決まった際のお気持ちは?
こんな豪華な座組に自分が入らせていただけるなんて本当なのかな…と信じられないような気持ちでした。そして社会問題にちょっと風刺のようなものを随所に散りばめていく、ある種“エンタメのあり方”を提示しているような野木さんの脚本がすごく好きなんです。この作品にもそういう解放や救いのようなものがあるなと感じたので、お話をいただいて本当にうれしかったです。あと僕は『水曜どうでしょう』が大好きなので、大泉さんとご一緒できるのもうれしかったです!
――父親役のディーン・フジオカさんの印象は?
僕は『ユーリ!!! on ICE』(2016年)というアニメが大好きなんですが、そのオープニング曲「History Maker」をディーンさんが歌ってらっしゃるんですよ。“こんなに美しい曲を奏でる人がいるんだ!”と思いながら聴いていたので、声の印象がすごく強かったです。実際はどんな方なんだろうと思っていたら、本当に気さくで、ファンキーで、フリーダムで、色気爆発!初手で撃ち抜かれた感じでした(笑)。クランクインがディーンさんとのシーンだったんですが、「初めまして」とごあいさつをさせていただいた瞬間、「いやさ、今日さ、朝さ、筋トレしてさ。そしたらさ、ほんとさ、小鹿みたいにさ、足がプルプルしているんだよね、今」っておっしゃって(笑)。そのときに僕は、ディーンさんの寛大さというか、草原のように広いところに立っているような懐の深い方なんだろうなと感じて、すごくお話しやすかったです。
        
    
        ――第3話にはサッカーやお祭りのシーンが登場します。撮影時のエピソードをお聞かせください
僕はサッカーの経験がないので、撮影当日にサッカー部員役の皆さんに「僕にサッカーを教えてください!」という新入部員みたいな感じでごあいさつしました。みんなは18歳、19歳とかなんですが、和気あいあいと撮影することができました。待ち時間もサッカー部のみんなと友だちみたいにずっとしゃべっていて、すっかり仲良くなっちゃいました。そして僕はお祭りが大好きなので、撮影も超楽しみました。そしたら撮影終わりに、おじさんがチョコバナナを1本くださったんですよ。たぶん僕が物欲しそうに見ていたんでしょうね(笑)。すごくうれしくて、思わず「大事にします!」と言ったら、「いや、いま食べなよ!」って(笑)。
        
    
        ――もしエスパーになれるとしたら、どんな力が欲しいですか?
僕は甘いものやお酒など、とにかく食べたり飲んだりするのがすごく好きなので、いくら食べても太らない、体型が変わらない能力があったらいいなと思います。しかも自分の体重を自由自在に増減できたら役作りにも使えそうですよね。そんな都合のいい能力があればいいのに…と、いつも思っています。
        
    
        ――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします
今夜、紫苑が初登場します。彼はすごく純真無垢で無邪気。そんな彼の“無邪気と無知がゆえの恐ろしさ”というようなものをどう描くか、監督とディスカッションしながら作っています。それがこの作品のどういうアクセントになるのか…、そして紫苑という名前をつけてくれた桜介との関係性や、紫苑という存在に込められたメッセージ性みたいなものも、楽しみにしていただきたいです。個人的に紫苑は大好きなキャラクターなので、この役をいただけてほんとに幸せです。精いっぱい演じております。語りたいことがたくさんあるんですが、ネタバレになっちゃうので、ぜひ本編を見ていただいて…。皆さんに紫苑を愛していただければなと思っております。どうぞ、この先もお楽しみに!