
今日11日は寒気の流れ込みが続き、晴れる所でも空気はヒンヤリ。北海道の日本海側や東北の標高の高い山では積雪が増えそう。路面状況の悪化にご注意を。沖縄は前線や台風26号の影響で大雨になるおそれも。
北海道から北陸は雪や雨

今日11日は西高東低の気圧配置は次第に緩みますが、この時期としては強い寒気の流れ込みが続きます。
北海道は日本海側を中心に雪が降るでしょう。東北日本海側と北陸は雨の所が多いですが、標高の高い山や峠では雪の降る所がありそうです。午前5時の積雪は、青森県の酸ケ湯で31センチ、北海道夕張市で25センチなど、昨日10日から積雪が急増しています。積雪や凍結によるスリップ事故などにご注意ください。また北日本を中心に風の強い状態が続くため、ふぶいて見通しが悪くなるおそれがあります。
東北の太平洋側は広く晴れますが、山沿いなど一部で雪や雨が降るでしょう。関東から九州北部はおおむね晴れる見込みです。風は弱まってくるものの、空気の乾燥が続くでしょう。九州南部は雲が広がりやすく、所々で雨が降りそうです。
沖縄は台風26号の影響が続く 局地的に激しい雨

沖縄は前線や台風26号の周辺から流れ込む暖かく湿った空気の影響で、断続的に雨が降るでしょう。沖縄本島や先島諸島を中心に、局地的には激しい雨が降りそうです。同じような場所で発達した雨雲がかかり、大雨になるおそれがあります。
また、沿岸の海域ではうねりが届いて、しけるでしょう。予想される波の高さは、沖縄本島地方と大東島地方で4メートル、先島諸島では5メートルの予想です。風の強い状態も続き、予想される最大風速(最大瞬間風速)は沖縄本島地方と先島諸島で17メートル(30メートル)の予想です。
台風の進路等によっては、13日は先島諸島で大しけとなるおそれがあり、14日頃にかけては沖縄本島地方と先島諸島で警報級の大雨となるおそれがあります。うねりを伴った高波や強風、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水に十分ご注意ください。
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晴れる所も空気ヒンヤリ

今日11日の最高気温は、昨日10日と同じくらいか低い所が多いでしょう。
沖縄は朝から気温が高く、最高気温は広く25℃以上の夏日が続きそうです。九州から関東は18℃から20℃くらいの所が多く、平年並みでしょう。強い風は収まっても、ヒンヤリした北よりの風です。服装でうまく調節してください。
北陸と東北、北海道は昨日より低く、12月並みの所もあるでしょう。北陸と東北南部は13℃から15℃くらい、東北北部は8℃前後の所が多くなりそうです。北海道は朝から横ばいの所が多く、札幌は4℃でしょう。冬物のコートやダウンジャケットなどが必要です。
服装指数は、朝晩や日中の予想気温からどのような服装が適しているか提案するものです。人により暑さや寒さの感じ方が異なりますが、服装選びの参考にしてください。

