第14回「岩谷時子賞」にさだまさし「お客さんいなくなるまで歌い続ける」きょうソロデビュー50周年

3

2025年11月25日 12:00  オリコンニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

オリコンニュース

第14回「岩谷時子賞」を受賞したさだまさし (C)ORICON NewS inc.
 音楽文化の向上・普及のために、功労のあった人物・団体を表彰する第14回「岩谷時子賞」の受賞者が25日発表され、シンガーソングライターのさだまさし(73)が選ばれた。同日、都内で授賞式が行われ、さだは「お客さんがいなくなるまで歌い続ける」と意欲を語った。

【写真】能登半島地震の被災地を訪問し、現地の人を話を聞くさだまさし

 さだはこの日、ソロデビュー50周年を迎えた。「あっという間だった」と半世紀を振り返り、「こうして現役でいられていることを、たくさんの方に感謝したい。お客さんがいてくださる限りは現役で歌っていこう」と語った。

 さだは、名曲を生みながらコンサート開催を4700回、災害被災地支援も積極的に行っていることなどが評価された。俳優の竹下景子(72)から盾を受け取り、笑顔を見せた。壇上では「いのちの理由」を披露した。

 同賞は日本の音楽や芸術の発展・振興に寄与することを目的に、2009年に設立された岩谷時子音楽文化振興財団が翌10年に制定した。功労賞にはイラストレーターでグラフィックデザイナーの宇野亞喜良氏、特別賞には音楽家の大友良英氏、俳優で歌手の島田歌穂、奨励賞には俳優のエヴァ―・アンダーソン、「岩谷時子 Foundation for Youth」にはピアニストの中川優芽花氏、バイオリニストの堀内優里氏が選ばれた。

 岩谷時子は1952(昭和27)年に越路吹雪の「愛の讃歌」で戦後初の女性作詞家としてデビュー。加山雄三の「君といつまでも」、郷ひろみの「男の子女の子」などのヒット曲をうみだすとともに「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」などのミュージカル訳詞を手掛けた。晩年は音楽文化振興財団を設立。2013年10月になくなるまで音楽や芸術の発展・振興に寄与した。

このニュースに関するつぶやき

  • この「賞」自体が知られてないよね… 私も初めて知ったもの…岩谷時子さんを掲げるならもっと広く知ってもらえるように頑張って欲しいかも…
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(2件)

ニュース設定