宮沢りえの女優デビュー作、1988年の映画「ぼくらの七日間戦争」監督が死去
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2025年12月01日 23:57 ナリナリドットコム

写真映画「ぼくらの七日間戦争」(1988年)でメガホンを執った、映画監督・脚本家・プロデューサーの菅原浩志さんが、すい臓がんで亡くなったことがわかった。享年70。12月1日、代表を務めていた有限会社シネボイスが明かした。
菅原さんは1955年に北海道で生まれ、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で映画製作・演出を学び、帰国後は、宮沢りえの女優デビュー作となった「ぼくらの七日間戦争」(1988年)で監督デビュー。ブルーリボン賞作品賞、熊本映画祭監督賞を受賞するなど高い評価を得た。同作は「日本映画100本」にも選出され、世代を超えて多くの人々に影響を与えた代表作として広く知られている。
その後も「ほたるの星」(2004年)、「早咲きの花」(2006年)、「写真甲子園 0.5秒の夏」(2018年)、「カムイのうた」(2023年)をはじめ、短編・ドキュメンタリー作品を含む多数の作品を手がけ、映画を通じて教育・地域活性化・文化振興にも大きく貢献した。
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