Dragon Ash・Kj率いるThe Ravens、ライブ会場での痴漢被害報告を受け発表「警備体制・監視を強化」「即座に警察へ通報」

　Dragon AshのKj（降谷建志）が率いるロックバンド・The Ravensが、10日に公式Xアカウントを通じて、ライブ会場での痴漢行為に対して警告した。

【写真】ライブ会場での痴漢行為に警告 The Ravensからの「重要なお知らせ」全文

　「重要なお知らせ」と題された投稿文では、痴漢行為が一部の会場で発生しているという報告を受けたことが伝えられ、「会場の安全と、皆様が楽しみにしているライブ体験を根底から破壊する重大な犯罪行為です」と強く非難した。

　そして「痴漢行為は犯罪です」と明言したうえで、「いかなる理由があろうと絶対に許されません。軽い気持ちでの接触や、混雑を装った行為もすべて含まれます」と記載。加害者への対応については「性犯罪・迷惑行為として、発見次第スタッフが即座に警察へ通報し、加害者の身柄を引き渡すとともに、退場命令と今後の公演への出入りを永久に禁止とします」としている。

　また、「被害に遭われた方、目撃された方へ」として、「ためらわずに、すぐに近くの会場スタッフ、警備員に知らせてください」「周囲の人に助けを求めることも有効です」との呼びかけも添えられた。

　投稿ではさらに、「私たちは、皆様が安心して楽しめる安全な空間を守るため、不審者・不審な行動に対する警備体制・監視を強化します」との方針も明示されている。

　最後には、「すべての皆様が安全に、心から音楽を楽しめる場所を守る為に、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます」と伝えている。

　The Ravensは、Kj（Dragon Ash：ボーカル、ギター）、PABLO（Pay money To my Pain／POLPO／REDORCA：ギター）、武史（山嵐／OZROSAURUS：ベース）、渡辺シュンスケ（Schroeder-Headz：キーボード）、櫻井誠（Dragon Ash／ATOM ON SPHERE：ドラム）の5人組ロックバンド。今年4月にアルバム『Ghost Notes』を発売し、11月19日には配信シングル「天国レイヴンズ」をリリース。現在はツアー『The Ravens LIVE TOUR 共鳴夜光』を開催しており、きょう11日には、東京・Spotify O-WESTにて10-FEETをゲストに招いた公演を開催する。