
青森県沖では地震活動の活発な状態が続いており、昨日10日の夜は、青森県で最大震度4の地震を観測しました。現在も気象庁では「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表中です。今一度、ハザードマップや防災グッズの確認をおこないましょう。
青森県沖は地震活動が活発 10日夜も最大震度4を観測

昨日10日(水)午後11時52分頃、青森県東方沖を震源とするマグニチュード5.9の地震が発生しました。この地震で青森県では最大震度4の揺れを観測。8日(月)夜に青森県で最大震度6強の地震が発生して以来、震源である青森県東方沖で地震活動の活発な状態が続き、現在も気象庁では「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表中です。この先少なくともまだ数日は強い揺れをもたらす地震が発生する可能性があります。
今一度、防災グッズの確認やハザードマップの確認をおこないましょう。
北海道・三陸沖後発地震注意情報 発表中

気象庁は、後発地震への注意を促す情報を発表する基準を満たしていることから、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を、2022年12月の運用以来、初めて発表しています。
これまで発生した過去の事例から、先発地震の後に巨大地震が発生することがあります。このような事例は、世界的に見ても可能性は百回に1度程度ですが、巨大地震が発生すると甚大な被害が予想されます。日頃から地震への備えを行っておくことが大切で、家の中に危険な箇所はないか、避難経路や非常用グッズなどを確認しておきましょう。
また、明日12日(金)にかけては強い寒気が流れ込み、北日本の日本海側を中心に大雪になる見込みです。太平洋側も含めて各地で真冬並みの寒さとなるでしょう。
いつ避難しても良いように、ブランケットや毛布、アルミシートなどの準備をしておくと良さそうです。
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揺れたらすぐに避難できる準備を

万が一に備えた非常用グッズをリュックにまとめておきましょう。非常用グッズの使用期限や消費期限は定期的に確認してください。
情報をいつでも入手できるように、電池式のラジオを用意しておきましょう。地震による停電や通信回線が集中しても、いち早く正しい情報を入手できるようにしておくことが大切です。緊急警報放送に対応しているラジオは、緊急時に自動的に電源が入るようになっています。
また、暖を取る方法として保温効果がある新聞紙もあると良さそうです。新聞紙を数枚重ねてつなぎ目をテープで止めて羽織ると、上着のように羽織れたり、肩掛けショールにしたりすることができます。