
今日11日(木)、気象庁は最新の1か月予報を発表。北・東日本太平洋側では降水量が平年並みか多くなる見通しで、空気がカラカラ状態の太平洋側には恵みの雨に。気温は冬らしい寒さの日が多い中、平年より高くなる週もあり、寒暖差の大きい1か月に。
この先1か月の天気傾向 太平洋側は北・東日本で雨量が多くなる
この先1週間は、北日本を中心に冬型の気圧配置になる日が多く、北・東日本の日本海側では雪や雨の降る日が多くなりそうです。14日(日)から15日(月)にかけては北日本で雪や風が強まり、大荒れの天気になる恐れがあります。北日本から西日本の太平洋側は、平年同様に晴れる日が多く、空気の乾燥が続きそうです。
12月20日頃からは冬型の気圧配置が長続きせず、北・東日本の日本海側の雪や雨は少なくなるでしょう。一方で、北・東日本の太平洋側は低気圧の影響を受けやすく、くもりや雨の日が多くなりそうです。11月中旬以降、太平洋側では降水量が極端に少なくなっているため、恵みの雨となるでしょう。西日本の日本海側と沖縄・奄美では、平年と同様に、曇りや雨、または雪の日が多くなりそうです。
年末年始は冬らしい天気となり、日本海側で雨または雪の日が多くなるでしょう。太平洋側は晴れの日が多くなりそうです。
北日本:北海道・東北
東日本:北陸・関東甲信・東海
西日本:近畿〜九州
12月20日前後から全国的に気温が高い傾向に 年末年始は冬らしい寒さ

この先1週間は、全国的に気温は平年並みで、冬らしい寒さとなりそうです。ただ、13日(土)は東京でも最高気温が10℃に届かない予想で、昼間も厳しい寒さとなるでしょう。
一方で12月20日前後からは寒気の影響を受けにくく、全国的に気温は平年よりも高くなる予想です。今日11日、気象庁は高温に関する早期天候情報を発表し、北海道、東北と、近畿から九州にかけては18日ごろから、北陸と関東、東海では19日ごろから、気温がかなり高くなると予想されています。高温に関する早期天候情報は、その地域で、その時期としては10年に一度レベルの高温が予想されるときに発表されるものです。昼間と朝晩との気温差が大きくなるため、寒暖差で体調を崩さないよう注意が必要です。
年末年始(12月27日〜)になると各地で気温は平年並みとなり、冬らしい寒さが戻ってきそうです。
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