立憲民主党の重徳和彦税制調査会長=4月16日、国会内 立憲民主党の重徳和彦税制調査会長は11日、与野党で衆院選挙制度を中選挙区制に戻すべきだという声が相次いでいることに関し、「(前回の衆院選で)ようやく少数与党に追い込んだ。ここで昔の自民党が政権を維持した中選挙区制にするのは『なぜ』という感覚だ」と述べ、現行の小選挙区制の継続が望ましいとの考えを示した。
立民の議員グループの会合で発言した。重徳氏は5人区であれば1割程度の得票で議席が得られると指摘し、「比例復活への批判がある中で、1割取って勝ち続ける制度に納得感があるのか」と疑問を呈した。