ＵＡＥ大統領、２月に国賓来日＝首脳会談で協力強化確認へ

　日本政府は２３日、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のムハンマド大統領が来年２月８〜１０日に国賓として来日すると発表した。同国大統領の来日は３６年ぶり。滞在中、天皇陛下と会見し、宮中晩さん会に出席する。高市早苗首相と会談し、協力強化を確認する予定だ。

　ＵＡＥは日本への原油供給国としてサウジアラビアを抜いて１位となるなど、エネルギー安全保障上の重要性を増している。近年は宇宙や人工知能（ＡＩ）など先端技術への投資を進めており、日本企業の関心も高い。木原稔官房長官は２３日の記者会見で「幅広い分野の友好・協力関係が深まることを期待する」と述べた。