吉岡里帆が58歳クズ芸人に“苦言”「人ってこんなにダメに…」「悔しがるな」コンビは電撃解散

フジテレビ系「ザ・ノンフィクションの大みそか2025〜放送30周年スペシャル〜」（午後1時50分）が31日、放送された。

「クズ芸人」こと、お笑いコンビのガッポリ建設、小堀敏夫（58）が相方のる室田稔（54）にぶん殴られるシーンが再び登場。ナレーションを担当した女優吉岡里帆（32）がクズ芸人の小堀にあきれる一幕があった。

小堀は今年1月5日放送の同番組に登場。ネット上で「クズ芸人」と話題となった放送回の一部が復刻放送された。室田は結婚相談所の会費を滞納していた小堀から土下座されて、100万円の借金をお願いされた。その後、小堀はラーメン店での修行初日に遅刻してクビに。さらに室田は小堀から出家先のあっせんをお願いされるも、あまりにも不誠実な態度に激怒。鉄拳を振るった上で「ふざけるな。なめるな人生を。帰ってください」と罵倒した。それでも小堀は頭を丸め、出家先で3日間修行に挑戦するも、2日目の昼に脱走。“2日坊主”で終わっていた。

今回の番組ではキングオブコントに挑戦する様子が公開された。同大会の22年王者、吉本興業のビスケットブラザーズにネタ制作を依頼するも、ネタ合わせ当日にセリフを覚えてこなかった。予選1回戦は札幌会場で挑戦するも敗退した。

そのVTRが終えると、ナレーションを担当した吉岡がスタジオに登場。ガッポリ建設の2人と対面を果たした。吉岡は「室田さんが小堀さんをぶん殴って、笑っちゃったところの一連を見た時に、ナレーションをよく仕事でするんですけど、初めて止めちゃって。面白すぎて。人ってこんなにダメになっていいんだっていう」と率直に語った。

吉岡はガッポリ建設のキングオブコント1回戦敗退のナレーションも担当。「悔しがるなと」と前置きした上で「人が大事に書いてくれた、ビスブラ（ビスケットブラザーズ）さんが書いてくれた、面白い本を覚えてないってどういうこと？って」と苦言を呈した。

その後、スタジオトークで室田は札幌予選時に世話になった後輩に使ってくれと小堀に金を託していたことを明かした。その小堀が「その金はパチンコやっちゃったから」と打ち明けると、室田は激怒。「ギャグじゃなくて？　本当に駄目だから。本当にないって。前もあったけどさ。カメラ止めてもらっていい？」と投げかけるも、撮影は続行。室田は「何してんだよ、テメーよ！」と小堀に手を出し、スタジオから退出。戻ることはなかった。

収録から10日後のラジオ出演で、室田側から12月31日を最後に解散すると切り出され、小堀はしぶしぶ了承。最後に30万貸してくれ、とお願いし、2人は有楽町の街並みに消えていった。