「昭和に学び、改革を断行」=高市首相が年頭所感
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2026年01月01日 00:31 時事通信社

高市早苗首相は1日、2026年の年頭所感を発表した。昭和の始まりから100年の節目を今年迎えることに触れ、「激動の昭和を生き、先の大戦や幾多の災害を乗り越えて今の日本の礎を築いた先人の英知と努力に学びたい。変化を恐れず、必要な改革を断行していく」と記した。
首相は昨年10月以降の政権運営を「強い経済、強い外交・安全保障の実現に一定の方向性を出すことができた」と振り返りつつ、「高市内閣は始動したばかりだ。取り組むべき課題は山積している」と指摘した。
昭和天皇の和歌や明治の思想家、岡倉天心の言葉を引用し、「昭和の多くの時代には『今日より明日はよくなる』という希望があった」などと懐古。「日本列島を、強く豊かにしていく。そのことを通じてこの国に『希望』を生み出していくことを、新年の誓いとする」と結んでいる。
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