担当ディレクターが語る『SixTONESのオールナイトニッポン』 トップアイドルと“友だち感覚”でいられる場所に【インタビュー後編】

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2026年01月27日 06:00  オリコンニュース

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『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』ロゴ
 6人組グループ・SixTONESが1月22日にCDデビュー6周年を迎えた。デビューから3ヶ月後の2020年4月からスタートしたニッポン放送『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(毎週土曜 後11:30〜深1:00)もまもなく6周年ということで、オリコンニュースでは番組初期から携わる菊田知史ディレクターに取材を実施。後編では、6年の歴史で印象に残ったシーン、そしてリスナー“リトルストーン”との距離感について語ってくれた。

【写真】もふもふぬいぐるみとSixTONESが接近2ショット

■京本大我&スタッフぐるみで田中樹への“大嘘” 最後に待っていた奇跡的な展開とは

――今年の4月で番組開始から6年になりますが、菊田さんは2020年8月からアシスタントディレクター、2021年8月からディレクターとして参加されています。これまで特に印象に残った企画はありますか。

少し前にやったファション対決企画ですね。リハーサルのときの服装が気合いが入ってないという京本さんと田中さんが、仕事現場が同じ日やラジオの放送日にちゃんとガチの服装で来ようという1年をかけた内容でサボったらマイナス…というルールでした。ただ実際、樹さん以外のメンバーは1ヶ月半に1回くらいのペースの出演なので、、そのペースで続けていました。

――企画としては長期ですね。

そうですね。でも企画を始める最初の日に、京本さんが“いつもの服装”で来てしまったんです。先に京本さんがいらっしゃって、スタッフも京本さん本人も「あっ!」となって(笑)、まだ樹さんが来ていなかったので、どうにかごまかそうということになりました。初日から破綻するのはマズイということで局内にいた他のスタッフの私物を借りたりして対応しました。で、その状態で放送に挑んだんですけど、だんだんごまかしがきかなくなって最終的には全部バレるという展開がすごくおもしろかったです。京本さんが嘘を重ねるんですが、どんどん剥がれていって、最後は京本さんが自白しました。スタッフと一緒にごまかしたことも含めて明かすと、京本さん自ら「マイナス5ポイント」と言い出して、その後は京本さんも、ガチの服装で来ていたので続けていたんですけど、なかなか点数が動かないんです。

京本さんがあの手この手を尽くして最終的に500対500ポイントで同点まで持っていって、最後は2人とも本気のファッションで来て、スタッフ5人が投票しました。投票を開けていったら京本さんが続いて、あと1票で京本さんが勝つとなったところで樹さんの票が連続で出て、残りの3票すべてが樹さん。樹さんの勝ちでした。その引きも含めてすごかったです。奇跡的でした。

■ “強気なメール”で出来上がるラフな空気感

――メンバー間だけでなくリスナーであるリトルストーンも絡むことで思わぬ方向性に行くことはありましたか。

以前、紅白歌合戦の出場が決まった流れで“リスナーにだけ分かるポーズをやってほしい、”という話になりました。土曜日の放送なので指で「土」を作る特にひねりもないポーズなんですが…それをジェシーさんと樹さんの回で、「紅白でやる」と言って、実際にはやらなかったんです。そうしたら、リスナーから「なんでやらなかったんだ」というメールがたくさん来て、放送でかなり言い訳しました(笑)。次に、ミュージックステーションの階段降りが復活するという話題を扱って、SixTONESが出演するタイミングがあったので「じゃあここでやってほしい」という流れになったんですが、そこでもやらなかったんです。

――そこでもですか(笑)

はい。そのときもメールがたくさん来て、怒っているというより「なんでやらないんだ」というツッコミですね。それで放送のオープニングで謝罪会見みたいな形にして「今度こそやります」と。

――かなり引っ張りましたね。

その後、別の音楽特番で“土ポーズ”をやったんですが、リスナーからは「ここでやれとは言ってない」と言われました。最終的にミュージックステーションで披露してくれたのですが、かなり長い期間をかけたやり取りでしたけど、それもおもしろかったです。リスナーとの距離が近い感じがよく出ていました。

――リトルストーンとSixTONESの関係性あっての展開ですよね。菊田さんは双方の関係性をどう捉えていますか。

距離がすごく近いですよね。アイドルで、しかもトップクラスの彼らは、遠い存在ですが、このラジオは唯一、友だちみたいな距離でやり取りできる場所なのかなと思います。ラジオではお便りを募集することができる。 ラジオの中ではSixTONESとリスナーの距離が近いからこそ、SixTONESに向けた“強気なメール”を読むことも多いです。

――たしかに、リトルストーンも悪ノリしてきますもんね。

そもそも番組自体が「深夜ラジオとして作る」というテーマで立ち上がっているので、そういう距離感のやりとりも成立するんです。遠い存在でありながらも、ラジオの時間だけは友達感覚になれる。良い距離感です。パーソナリティをイジることができる…そんな距離感で接することができる、ラジオの良いところが生かされていると思います。

――“お菊”の愛称で親しまれる菊田さん。最後にリトルストーンへのメッセージをお願いします!

毎週聴いてもらってありがたいです。みなさんが送ってくださっているメールのおかげで番組は成り立っています。今でも十分おもしろいですが、番組はもっともっと面白くなると思っています。メールを送っていただけたら嬉しいですし、聴いていただけるだけでも力になりますので、今後もよろしくお願いします。

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